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ヒヨコのたまご
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40 :
幸村精市
2006/11/26 17:52
今日も部活があったんだが、よほど疲れていたのか少々ぼーっとしていたらしくてね。
真田に心配そうに「おい、幸村?」と呼びかけられたので、心配をかけまいと一言「はぁい」と返してやった。
語尾にハートがつきそうな勢いで。
俺的には大サービスしてやったつもりなんだが、その瞬間周りの空気が固まったように思ったのは気のせいだろうか。
うん、きっと気のせいだな。
自分で言っていて気持ち悪かったんだが、数秒固まった後、我に返った真田が何て言ったと思う?
「幸村…案外可愛いんだな」
今度は確実に部全体が固まったのが分かった。
ふふ、もちろん言った瞬間に鳩尾に蹴りを入れてやったよ(爽笑)
地面に倒れる真田
冷静に見下ろす俺
誰も突っ込もうとしない部員達……
そんな中、見下ろしながらにっこり笑って
「すまない、真田。聞こえなかったんだがもう一度言ってくれるかい?」
と優しく聞き返してやったよ。
思いっきり蹴ったおかげか疲れも少し吹っ飛んだな。
本当に真田にはいつも苦労をかける。
これからもよろしく頼むよ?
ああ、キミのことは蹴ったり殴ったりなんてしないよ。
大事なキミにそんなこと出来るわけないだろう?
大切に大切にしてるキミなんだから…おっと、もちろんゆうのことも大切だよ?
そんなにじゃれつくなよ…マンドラゴラの鉢が倒れるだろう?(じゃれついてくるゆうを優しく抱き上げると窓辺から離れ)
全く…いつも我関せずって顔してるのに。
まぁ、そんな気まぐれなところも気に入っているんだけれどね(ベッドの上に降ろすと顎の下をくすぐってやり)
…はぁ、本当に怠いな。
熱は計らない主義なんで計らないが…早めに休んだ方がよさそうだ。
え、何で計らないかって?
計ってもし熱があったら完全に病人になるだろう?
数字を見ていなければ、気持ち的には病人じゃないからな。
病は気から…メンタル面で負けたらおしまいなんだ。
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