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ピエロ。
 ┗43

43 :俺は天気なんて気にしない。なぜなら能天気だから。
2007/03/14 05:52

そういえば、こんなにツンケンしている俺にもほんのちょっとの良心なんてカワイイものが存在するらしくて、時折こうした1人の時間を使って過去の事を悔やんでみたり、悲しんでみたり、或いは懐かしがってみたり(それはさながら褪せかけた思い出を慈しんでいるようにも思える)して、更に俺はそれらが完全にセピアの面影になるまで幾度も繰り返す。かつての己の感情を紐解いて、噛み砕いて、そして嚥下するのだ。
全く実に没意義且つ非効率的な過去の振り返り方だが、しかしその一方でとても大事な作業だとも思っている。人は俺がやけにあっさりしているだとか、さっぱりしているだとか言うけれど(中には物忘れが激しいと例える失敬な奴もいた。そんな俺の繊細さが微塵も分からん奴にはカンチョーくれてやろうかと思う)(やらないけどね)、それは俺が自分の中で消化しきってしまっているからだ。自己完結ってやつ。あの頃は若かったなあ、あんな事をしたなあ、こんなこともした、ああ、沢山泣かせたなあ、傷つけたなあ、ごめんよ、なんて、素直な謝罪の言葉まで思ってみたり(思うだけ。結局口には出せません。まだまだ未熟)、とまあ、こんな具合に。ただし消化不良の事柄に触れられたら、そんなに成熟していない俺のたった15歳の精神面は脆くもぐちぐちと弱音を吐露するかもしれない。更に俺の詐欺師としての沽券にかけてそんな本音の合間見える様なミスをしたくはないのでここで活躍するのが俺のプリッとピヨッ。これを言うと大抵の奴は呆れ返って何にも言及しなくなる。いやあ実にいい口癖だ。
何はともあれ、眠れない夜のお供にそんな事を考えながらぼんやりと空を眺めてはあの藍色に俺の不満を少しずつ染みこませて、やがて夜が明けて空が白んで来る頃には俺の中のきらきらした思い出が増えていく(勿論、古いものから消えていきます。執着心に掛ける俺はやはりあまりそれらを大事にする性質ではないみたいだ)。
こうして、ほんの少しの充実感に彩られながら、けどやっぱり自分の欲望には物凄く素直な俺は今日、朝練どころか午前中の授業をフケる事に決めたのでした(勿論俺は抜かりない。眠りに落ちる前に、柳生に連絡を入れておいた。内容は「生理が辛いので休みます」。きっと彼なら上手くフォローしてくれる。(ていうかしなかったら犯す。)おやすみ。)

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