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ピエロ。
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60 :
胸の深い深い深いところ、そこでどうか俺を覚えていて
2007/05/10 13:26
「貴方は生まれてこの方、感動したことなどないでしょう。」
誰かこのクソ失敬なエセ紳士のアルプス山脈よりも高いプライドをぞんざいにだけど粉々にして二度と立ち直れないようにしてくれないか(ちなみに俺のプライドはお前の小指の高さにも満たないちっぽけなもんだ。ただしそれは俺の物差しで測った結果であって、お前の尺度に言わせてみたら多少の変化は否めない。かもしれない。プリッ)…という考えがコンマ一秒の間に脳裏をかけ巡った俺だが(これだから意地が悪いとよく言われるんだ)、次の瞬間には呆気に取られてしまった(我ながら順番が逆なんじゃないか?と思う)。全くそのときの俺の表情ときたらたいそう間抜けで、ぽっかりと開いた唇にようやく気づいて慌てて閉じた頃には目の前に佇む柳生が僅かに狭めたガラス玉みたいな瞳でばかにしたように俺を見据えていた(すげえムカつく)。
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