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おねだり上手な恋人
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19 :
仁王雅治
2007/01/23 23:36
何があったのかと思った。
交わした約束。それを楽しみに、時間が出来たことを報告するなりに告げられた謝罪の言葉。
その文面からは悲痛な心の叫びが見て取れて、だけどアイツは何も言わなくて。
少しでもいいから吐き出して欲しくて、一人で抱え込んでほしくなくて、独りアイツを待った。
…どれくらい待ったんじゃろうか。アイツは来た。
来てくれないと思っていたから、正直驚いた。そして、幾つかの言葉が心に刺さった。
しかし、今傷ついているのは俺よりも、目の前のアイツ。取り乱さずに、ただ穏便を保つ。しかし、繕う嘘は並べない、あくまで正直に。
結局は自分はいいように扱われているだけなんじゃないか。
そんな想いが巡ることもある。
だけど、今は一筋の光を信じたかった。否、唯の自己防衛か…?
それでも、俺は…アイツの傍にいたい、と感じた。
友人以上、恋人未満。
それが俺たちの関係。
けしてその一線を越えることは、無いー・・・
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