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139 :零崎人識(零崎人識の人間関係)
2018/05/11(金) 22:16

《た/だ/て/るの映画批評のコーナー》
《零崎人識の舞台批評のコーナー》
第3^2回「十二大戦」

お約束
※個人的感想
※驚きなことにネタバレはない
※批評に対する批判的感想は受け付けない
※ただし、討論や意見、考察は歓迎

西尾維新の「十二大戦」が舞台化したんだよ。西尾維新好きとしてはついて行こうじゃねーかって話で、俺が出張ったって訳。かはは、既についていけてねーなんて言うなよな!そんなの俺が一番よく知ってるんだからよ。
元々、舞台とかミュージカルも観るのが好きなんだよ。映画より高いから数は行けねえけど。趣味と言う程でもなく、映画と同じくただの嗜み程度。そこんとこのきっかけをダラダラ話しても今回の話にゃ関係ないから割愛するが、とりあえず好きな作品が舞台化すんなら観に行きてえのが心情。舞台の魅力っつうのは、映画とは違う生の迫力だ。音が響く、目の前で生の人間が動く。何回も通うならトチったり些細な違いも気付くだろうよ。そういうリアルタイムっていうの?一回ハマったら沼は深い。

あらすじ。十二支をモチーフのやつらが一人になるまでバトルロワイヤルする、以上。簡単だろ?これ以上の説明はねえよ。俺の知識はアニメだけ、実は本は読んでねえのよ。最初の数ページ立ち読みしただけなんだわ。
既出作品の舞台化における着眼は何か?人によって当然違うだろうが、殆どの人間が気にするであろう「再現度」に俺も着眼を置いている。俳優とかは別にいい、知ってりゃラッキーだし知らなけりゃこれから知る。今回の作品はどうかといえば、わりと難しい部類じゃねえのかな。バトルロワイヤルといえば戦いだし、火炎放射器とかファンタジー要素だって沢山出てる。終いにゃ首無死体も出るのにこれはどう表現するんだって正直思った。
結論から言うと、良かった。なんだっけ、一昔前に流行った3Dスクリーンで戦うような舞?ああいう感じ。多分戦闘系舞台には欠かせない要素なんだろうが、俺はあんま比較対象がねえから何とも。舞台を時々スクリーンで前と後ろを仕切って、それ越しに火炎描写とか入れてる。わりと違和感はねえなって感想。むしろ迫力もあるよ。その違和感を乗り越えちまえば、次の問題としては「何処まで原作通りにするか?」。それも俺個人としては大体最初から最後までちゃんとやってたように見えたね。
あとな……キャラの一人にマジでヤベー格好の奴がいんの。それも忠実過ぎる位に再現されててちょっと引いたわ……良い意味で。
俳優とか演技については毎回触れてねえから今回も言わない。つーか、そこんとこは俺が言うことじゃねえしな。全力の演技に批判もクソも無い。
舞台っていうのは、物とか小道具が当然普通の映像よりも少なくなる。それを自分の想像で補完する。その「補完」が面白さを引き立たせる部分であり、醍醐味の一つでもある。気軽に手が出せるのが半ナマの舞台ってだけだ。一度は観に行ってみること、オススメするぜ。

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