『今度こそ大切にするのよ。だって貴方、』 わかってる。だってわたしはこれで、 ──そう。何度目の生、何度目のチャンスだろう。多分これも、無限じゃない。そろそろ……いや、むしろこれが【最後】だって有り得るはず。「今度こそこの世界では必ずキミを守るから、キミはわたしの、鈴谷のココロを守って。」