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794.寿司好きのシェパードとかき氷の森(保存)
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486 :ア/ブ(実/況)
2017/04/08(土) 22:49

「え、つ/わ/はっさん引っ越すの!」
「うん、職場遠いし」
は/す/おが頷くとコジが身を乗り出した。
「俺引っ越しの手伝いしたい!」
「「えぇ?」」
俺とは/す/おの声が被った。わざわざ重労働をしたいと言い出すなんてコイツは何を言ってるんだろうか。
「だってさ、引っ越しの手伝いとか漫画のシチュによくあるじゃん!俺一回もやったことないんだよね~」
どんな想像をしているんだろう、コ/ジは楽しそうに手を挙げた。
「てことで!お手伝いしたいです!」
「まあ、手伝ってくれんのは歓迎ですけどね……」

そんなわけで。
「なーんで俺も駆り出されるかなあ……」
そうぼやいていると、コ/ジに段ボールを押し付けられた。
「はいこれ!エレベーターまで!」
「はぁーい……」
なんだか妙に軽い段ボールを運びながら考える。確かに人手は多い方が良いけど、ア/ブさんが手伝う義理は無かったんじゃないかなあ。なーんて言いながらもやっぱり手伝いに来ちゃう俺ってイケメンだよねー。ちなみにセ/ピ/アさんはお仕事で不参加。
「それにしても、ゲーム多いねぇ」
「仮にもゲーム廃人ですから」
ちょっとドヤ顔で言われた。別に褒めてないんだけど。むしろ重くて捨てたいんだけど。トラックの中に積み上がる段ボールを見上げてため息をついた。
「は/す/おの部屋ってこんなに広かったんだねぇ」
彼の家には何度か足を運んだことはあるが、物があったせいで今よりも狭く感じられた。何もない部屋を見てそう呟くと、は/す/おが隣で部屋を覗き込んだ。
「数年暮らしたけど、こうやって物が無くなると自分の部屋って感じしませんね」
「またいつか引っ越す時もおんなじ事言ってそう~」
「はは、確かに」
一階まで戻ると既にコ/ジが運転席に乗って待っていた。
「コ/ジさ、このトラック借りたの?」
「うん、だって引っ越し屋に頼んだらお金掛かるし」
「あとでマカロンプレゼントしますね」
「えー炭酸麦茶にしてよ!!」

書くの疲れたからおしまーい。車が車道から脱線しかけるとか色々あったけどおしまいったらおしまい!

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