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アーサーへ。
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34 :
独
09/05-08:23
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お前の日記を読み返していたら、ふと笑みが零れた。
お前は何時でも俺を笑顔にしてくれる。
それは、どんな時でもどんな場所でも変わらなく、お前という存在自体がやはり俺の幸せその物だと思った。
思えばこんなにも本気で人を好きになった事がなかった俺は、何も面白いと思わずにただこの世界に居ただけだった気がする。
お前は凄いな。言葉だけでこんなにも俺を幸せにする。
お前は、どれだけ俺に幸せを与えられる人なのだろう。
お前が生まれてきて、どれだけ俺がお前に救われてきたのだろうか。
少しだけ考えてみて、また僅かに笑みが零れる。
そして、暖かいお前の手は、きっと色々な事が出来るのだろうな。
そんなその手を握れる俺は、世界で一番幸せだと思う。
勿論、お前以外の多数の人達にも十分幸せと笑顔を貰っていて、とても大切だと毎日感じているんだ。
けれどもやはり、お前は俺の中での特別で、お前が与えてくれた物で溢れている。
お前に憧れて出来るようになった事がある。
お前が誇らしくて、前よりも一つ胸を張れるようになった。
お前に揺さぶられて性格も考え方も変わったし、毎日笑顔でいて欲しくて、何時でも優しくなれた。
お前の全てと向き合いたくて、少しだけだが大人にもなれたと思うのだが、どうだろう。
大人になれた、は俺だけの思い込みか?
…こうして考えるだけでまた一つ愛しさが増えるな。
幸せで、愛しくて、温かくなる。
お前を思うだけでどうしてこんなにも温もりばかりが溢れてくるのか。愛しいと思う気持ちは本当に不思議だな。
お前との過去を振り返れば振り返る度に出てくる愛しいという気持ちが、ずっと続くように。
お前を大切にして、誰よりも幸せに出来るように。
また今日も気持ち悪いほどの発作だが、まあ許してくれ。
愛しい、愛しい俺だけの人。
…と書いたら少しだけ寝ていたようだ。
目覚めてから見てみると衝撃的だな。こんなに書いた覚えはない。書きすぎだ。
だが、気持ちに嘘はないので日記に書いておこう。
いってらっしゃい。
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