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┗お掛けになった番号は(2-6/101)
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6 :
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07/03-03:53
こんばんは、ご機嫌麗しく。私は暑くて熱くてあつくて、溶けそうな夜を過ごしています。貴方様に措かれましてはさて、優しい夜をお過ごしでしょうか?穏やかな眠りの中にいらっしゃいますか?それとも物思いに身をやつしておいででしょうか。私のたなごころには猥雑な念に塗れた妄執のペンが一本ばかり、握られており。ペンはナイフよりも果たして強いものでしょうか。いいえ、こうなればペンでもナイフでも構いません。私を一突きして頂きたいのです。いいえ、いいえ、それよりも、私のペンが貴方様を脅かしてなどいないかしらとただそればかりが気に罹ります。
私のペンが煩いならばどうぞ取り上げて下さいまし。口ならもう疾うに塞がれておりますから。
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5 :
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07/02-20:29
私の懸想は不毛なものなのだと思います。言葉を交わしたこともなく、ただお姿に見惚れているだけのとても拙い恋です。どうか私に気付かないで下さいまし。気付かないまま、私のことをちらと見留めて下さったら、少しは報われる気がします。こんなところに日記帳を置いているのはそんな訳。浅ましい自分がはしたなくて恥じ入りますわ。
私は女です。婦女子から殿方へお声を掛けるなどとはみっともないことだと教わりました。私はおんなです。貴方にみっともないと思われるくらいなら、この恋は、咲かない儘で良いのです。私は、悔しいほどに女なのです。
何も恋に焦がれて身を焦がすのは、蛍だけでは無いのですわ。
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4 :
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07/02-15:41
抱えるその痛みを、私の身体にペンで刻んで下さればいいのに、と思います。インクなどは結構です。湧き出て参りますから。そうしたらきっと、もっと温かいいろで綴られる言葉を読むことが出来ますのに。
銃口を向けてください、などとは申しませんわ。向けて頂けるとしたらやはり、かなしい空色、それだけで。
幸せにしたいなどと大それたことはとても。私は私の欲を満たすために、静かに想っていたいのです。やはり恋というのは、少し勝手で残酷なものなのかもしれません。ああ、この心臓ごと私の気持ちを贈れたらどんなにか気持ち良いか。
(そしてきっとそれは、気味悪がって棄てられてしまうのでしょうけど)
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3 :
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07/02-15:19
お名前を、呟くことすら躊躇われてしまいます。そうですわね、それでもあの方のお名前を一音いちおん大事に紡いだとして、私はそれだけで仄か幸せな気分になるのです。
凛々しく気高く、純粋さと希望、ほんの少しの諦めの響き。それは、私の諦めでしょうか、貴方の諦めでしょうか。若しくは、もしかしたら貴方の見つめる先の、その方の。
空が欲しいなんて駄々を捏ねたら兄様に笑われてしまいますわね。やはり大きすぎるものは卑小な私には不相応なのでしょう。ああそれでも、良い子のお返事はまだ出来そうにありません。届かない恋慕を抱くくらいは許してくださいますように。
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2 :
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07/02-07:48
届かないお手紙を認めるのはただの手慰みです。手を、自分を慰めているのです。自分を哀れむ私を貴方はお嗤いになりますか。自分で慰める私を貴方は蔑みますでしょうか。
私の願いはただひとつ。貴方のその美しいメに映ってみたらどんな心地がするのかしらと、たったそれだけですわ。
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