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┗お掛けになった番号は(7-11/101)
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11 :
英
07/08-07:05
>at last night.
夢の中のお前は服はおろかいつも皮肉げに身に着けている眼鏡すら外し、露出した肌は淡く染まって沈む皮のソファに映え。吐息混じりに切れ切れに聞こえる声は、いつも聞いているよりは高く甘く、媚を含んでおり、声以外に聞こえるものと言えば、どこか粘着質な音と荒く乱れた呼吸。それから肌と肌を打ち付ける音。鼻腔を擽る湿った空気には独特の匂いが混じっていて、それがどちらのものだかは分からないまま深く肺に吸い込んだ。僅か、吐き気。お前のものでは無かったのかもしれない。そうだ、お前のその浅ましく反り返った肉茎の先端には毒々しい程に鮮やかなカラーのキャンディが咲いていた。それではやはり、あの匂いはお前のものでは無かったのかもな。
覆い被さって重なる体はお前の、思い人の姿。俺とよく似たその影は、まるで獣のようにお前の体を貪っていて、焦燥、嫉妬、憧憬、枯渇、ああこの気持ちを何と名付けるべきだろう。強請る声は愛しく焦がれている相手のそれで、呼ばれる名前も自らのものなのに、向けられた相手が自分でないなんて何て滑稽なんだ。それを夢想しては熱を燻らせる俺自身も、また酷く滑稽。
目覚めたら、そこにあったのは不快感と罪悪感、それから得も言われぬほどの快感で。ああほら、やっぱり滑稽だ、クソ。
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10 :
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07/07-19:23
一年に一度、貴方に会えたならどんな心地でしょうか。一度も出会ったことのない、貴方。一年に一度、初めて出会うときはいったいどんな顔をしていれば良いのでしょうか。何方が私に教えて下さいますでしょう。私は泣くでしょうか笑うでしょうか、それともやっぱり、さみしい思いをするだけなのでしょうか。分かりません。分かりたくもないのです。
臆病な私は恋をする資格など無いのかもしれません。それでもこの気持ちに名前を付けるなら間違いなく、恋であると。
(いいえ、いいえ、これはもしかしたら自己憐憫に似た劣情。いいえ、もしかして私が汚したいつかの憧憬。いいえ、いいえ。)
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9 :
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07/06-04:34
貴方を喰らう影を、私が食べて差し上げましょうか。今日の日はさようなら。おやすみなさい。
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8 :
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07/05-00:57
私は貴方の狂信者、私は貴方の模倣者、私は貴方の、貴方を、
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7 :
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07/04-00:35
差し上げるものを何も持たない私から、あなたへ。エーデルワイスでも手折って贈れば良いのでしょうか。差し上げるものを、心臓とこの想い以外に何も持たない私から、あなたへ。
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パンデミック。今日はどうやらお体の具合がよろしくない方が多いと聞きました。貴方のお誕生日はまるで、呪いじみたパンデミックさながらですわね、なんて。少しだけ意地悪を申してみましたが、どうせ届かないのですからこのくらい構いませんわよね?届かない意地悪なんてこの懸想以上に不毛な気もします。それではそこで臥せっている貴方に、このスタンプを。そちらで眠っている貴方に、この花冠を。ベッドの上で構いませんから、せめて笑って下さいまし。勝手を申しますが、今日は私の好きな人のお誕生日なのです、そんなお顔はお止しになって。ああ何と愚かしき恋の病。貴方の撒き散らすパンデミック!
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