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┗ビッチ観察日記
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1 :
南※伊◇
08/18-05:10
まずはじめに。
俺はこの日記の元の持ち主、クソビッチこと「ダメ出し百選(または「ダメな童貞の言い訳百選」)」の仏♀とは上司が違うまったくの別人だ。
あのビッチが日記を放棄しやがったから、本人の許可を得て強奪してやった。
しばらくこの日記は、クソビッチの爛れた日常の断片を、長年の友人(だと思われているかどうか定かではない)である俺が事実と独断と偏見を元に記していくビッチ観察日記になる。
期間は俺が飽きるまでだ。
ダメな童貞だなんて白々しいぜ。
この女狐が!
>日記番号
>>>2260
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115 :
南※伊◇
08/25-21:58
はーーーーーもう、この女の異常な運の強さ気持ち悪い。普段から色んな奴に色んなもの与えてもらってんのは知ってたが、今回ついに住む場所まで与えられて来やがった。
今住んでる場所が都心から遠いとかなんとか、住み始めて一年も経ってねえのに既に文句たらたら言い始めてたんだよな。それを不動産屋経営してる夫婦の前でぽろっと零したら、奥さんが事務所用に使ってた2LDKの部屋を丸ごとぽんっとこのビッチに譲ってくれたんだと。しかも家賃超格安で。初期費用もゼロで。
んで、今住んでる部屋の大家にその場で電話して引越しの日取りも即決。来月には俺も知ってる超有名飲食店の、よりにもよってオーナーをパシリに使って引越しだそうだ。あれ、オーナーさんて先月テレビにも出てたアノ人ですよね。俺本当にこいつの身分がわからなくなってきた。
この女があれほしい、あれやりたいって言うと大抵のことが叶っちまう。その現場を目にしたのはこれが初めてじゃねえ。本当なんなんだ。その運の強さ少し分けてくれ宝くじ買うから。
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114 :
南※伊◇
08/21-13:12
セレブリティなビッチは平日の昼間からビーチでシャンパンを嗜んでいるらしいぞこの野郎。俺こいつが仕事してるとこ見たことねえ。毎日遊んでんじゃねーか。サーフィンにテニスにキャンプにビーチパーティーにクラブにクラブにクラブに……名犬ハ/チ公の像があるあの街のクラブに行けば高確率でこのビッチに会えるぞ。大体毎晩居る。ただしVIPルームにな。
で、海でシャンパン中らしいあいつのリッチな空気を少しでも分けてもらおうと思って庶民な俺は写メを要求した。1時間後くらいに送られてきた写メは、
>むきむきの黒人に片手で抱き上げられて、1本10万円以上するモエ・シャンドンのボトルを両手に持ってその黒人の頭の上からぶっ掛けてはしゃいでるクソビッチと、それを周りで囃し立てる明らかにセレブリティと思しき身形の男達
なんだこの世界観は。どこのセッ○スアンド○シティだ。どうやらビッチは海外ドラマの中の住人だったらしい。
そっと携帯を閉じて、俺は現実世界で自分の仕事を堅実にこなすことに決めた。
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113 :
南※伊◇
08/15-17:45
お前、夜行バス何時のに乗るんだ?
>は?私、飛行機で行くけど。
…畜生相変わらずのセレブリティ。
しかも無料ランクアップのチケットもらったらしく、たかが国内移動でファーストクラス。どんな無駄な贅沢だよ。
そんなわけで秋にビッチと行く旅行は、交通手段の時点で格差を見せ付けられながら現地集合になった。なんだこの仕打ちは。
余談だが、たまに近場で遊ぶ時もこいつはあんま電車使わねえ。男に車で送らせるかタクシーだ。こいつは俺みたいな庶民と遊んでいて本当に満足してんのかどうかたまに不思議だが、まあ俺が楽しいからどうでもいい。
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112 :
南※伊◇
08/13-16:28
自分の目で見なけりゃただの二次元的な創作物語だとしか思えないビッチの日常に震える。
ビッチも極めるとただのセレブリティになるらしいぞ。
お前らラーメンって知ってるか。
あの庶民のジャンクフード、ラーメンだ。
ラーメンに10000円とか出さねーよな?
俺のラーメンに対する認識、間違ってねーよな?
このビッチの金銭感覚は俺ら庶民とは一桁か二桁くらいずれていやがるらしい。
>ラーメン食べに行かない?
と誘われて行ってみたら、なんかすんげーとこに連れて行かれた。
まず店は一見さんお断りの完全会員制。店の扉はオートロックになっていて、入り口のインターホンで名前を告げて初めて中に入れる仕組み。この時点で既に俺の知ってるラーメン屋じゃねえ。
席に着いたら注文すらしないで勝手にコース料理がスタートする。
ラーメン屋でコース料理って何だ。
動揺を隠し切れない俺の横で当然のような顔して食事を始めるビッチ。その様子から察するに、どうやらセレブリティにとってのラーメンっつーのはこういう形式が普通らしい。
しかもそのコース料理っつーのがまた美味い。
一品運んでくるごとにシェフが使ってる食材とか産地とか食い方を色々と説明してくれるんだが、それがまた明らかにこだわりの高級食材なんだ。
ラーメン食いに来てツブ貝のマリネやらウニの茶碗蒸しが出てくるなんて誰が想像しただろうか。
ざっと10品程の絶品コース料理を堪能して、ついにメインのラーメンが登場。何故か俺とビッチのラーメンの種類が違う。聞いたところによると、来店回数によって違う味のラーメンが出てくるとか。
俺は新参、ビッチは常連。出てくるラーメンで客の格がわかっちまうとは…恐ろしいぜセレブリティのラーメン屋。
ちなみに周りの客の会話に聞き耳立ててみたら、半ば予想はしていたが、客のほとんどが俺が普通に生活してたらすれ違うことすらなかったであろう輝かしい業界人だった。ただの庶民でしかない俺は肩身が狭い限り。そもそもその店のオーナーが某有名料理対決番組に出演してた人で、店自体も何回も色んな番組で紹介されてんだよな。
なんでビッチがこんな業界人の隠れ家的な場所を知ってんだ。
>だってそのオーナーと友達なんだもの。
もういい。何も聞くまい。
ビッチが昇華して今やセレブリティに格上げされたのは、この華々しい交友関係がでかい要因の一つなんだろうな。本当に恐ろしい女だ。
んで、この豪華絢爛なセレブリティ的ラーメン屋のお会計は2人で10000円越えだったわけだが、正直味も接客も完璧だったんだ、それだけの価値はあると思う。庶民が偉そうにゴメンナサイ。
なけなしの大金を財布から取り出そうとした横から、スッとスマートに万札が伝票の上に。
>端数はアンタが出しておいて。
お…男らしい!なんだよこの女!最悪俺が奢らされる覚悟だったのに!
>金が余って他に使うところの無い男にしか、金は出させないわ。
生まれて初めてこのビッチに抱かれてもいいと思った。女を武器にして贅沢してるくせに、根はけっこう男前っつーか姉御肌っつーか。そんなとこはまあ、悪くねえ、と思うぞこの野郎。
くそっ、無駄に美味すぎるラーメン食ったせいでこれからしばらく庶民のラーメンが味気なくなっちまう。責任取れよなセレブリティめ。
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