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藪の中
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454 :
日
12/31-02:49
幾らだって似ている方はいるでしょう。もしかしたら本人かもしれません。しかし本物かどうかよりも同じ世界で息をしていると思い出してしまうことが恐ろしくてたまらない。怖いと口にしなければならないほど、恐ろしい。儀式の前に生け贄に愛を囁いているその瞬間を目撃するかもしれません。かつて私がそうされたように、血祭りにあげられる前のその下ごしらえ。きっと私は怖くて見ていられません。怖くて怖くて布団を被って震えていたい。怖さをたちきる手が欲しいと思ってしまう時点で私はまだ自立出来ていないのでしょう。
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