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┗ゴンドリエーレと水底の国(16-20/81)

|||1-|||書込
20 :西
11/09-17:05

秘密の水路に行こか。
誰も見向きもしない、板張りの戸が付けられた細い水路やで。晴天の中で漕いでも高い塀に囲まれて暗いままやし、お前は不安になってまうかな?せやけど途中でとめてやれへんよ、暗い水の香りを知ってしもうたなら共有するか、拒絶するか、選んだってな。お前はゴンドラを降りへんやろうって思うてる。知ってて聞く俺は、ズルい大人かもしれへんな。

この水路の果てには花が咲いてんねん。
せやから、その全部をお前にあげる。
秘密の花園とは言えへんけど、ここにしかあらへんとっておきの花やで、

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19 :北_伊
11/09-05:01

>オハヨウ、アガピ・ムゥ


まだ少しほの暗い時間に漕ぎ出そうか、小さな灯りをゴンドラの先頭にともして、月明かりから日の光へと空の色が変わっていく様を二人で見よう。
明け方は特別な時間だから、とても静かで凍えそうな時間だから、空が見渡せるような少し広い場所に出たら、オールを置いてお前の手を握っているよ。鮮やかなサーモンピンクに染まる紺色を二人で眺めていようよ。

朝の果てにまで連れていってあげる。一人でいると少し怖い位の光の中に、俺となら飛び込んでくれるよね。


>お前の傍で新しく生まれた朝を慈しもう。

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18 :露(乱入)
10/28-00:30


僕が消える前に、君の傷を刻んでね。
多分、きっと、その傷を見れば僕は僕のままでいられるよ。


>刻んだら、いよいよ手を離せないから、難しいな。お前の手を縫い付けてでも、離さない…俺は。

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17 :北_伊
10/27-23:57


ゴンドリエーレは舟の下に小さな国があることをしっていました。何故ならそこは彼っきりの小さな王国だったからです。
水が澄んでる日は透き通った底に王国が見えました。まっしろな建物達がしずかにねむっています。
水が真っ黒くなると、彼はゴンドラから滑り落ちて誰もいない王座に座りました。そこは静かで煩くて、とてもたくさんの水がありました。

>とっても、たくさんの水がありました。








くるしいかなしい、泡になりそう

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16 :北/伊
10/23-04:49

いつもよりずっと近くで眠れるから、今晩は少しだけ、特別な気持ちで毛布にくるまってる。毎晩同じ夜を共有してるけど、ずっと近くで眠れるから、同じ夜でも少し違うんだね?ねぇ、どんなに俺の心が震えたか分かるかな?お前は俺をどうにかさせたいの?

お前が喜ぶ、ことが嬉しいんだ。
俺の傍をよろこんでほしいんだ。
いつもより、共有する夜も空気も、きっと密度が濃いから、このまま手を伸ばしたら、お前に触れられる気がするよ。

>この夜越しに、お前の手を握ってる。

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