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┗ゴンドリエーレと水底の国(11-15/81)
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15 :
北/伊
10/12-03:26
兄ちゃんが言ってた。
あの水路の先には入ったらいけないんだってさ。
両側の家の柵からは綺麗な花が覗いてて、良い香りがする。
あの水路には侵入禁止の鉄格子が填められてる。
きっと俺の運転するゴンドラじゃあの綺麗な壁にぶつかっちゃうけど、どうしても焦がれちゃうんだ。
あの水路の先はひらけてるのかな?それとも花園に続いてるのかな?あの先は、とても甘い香りがする。
だけど兄ちゃんは怖い顔をして、駄目だって言うんだ。
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14 :
希
10/12-03:25
もういっそ、心臓を刺してくれ。
お前の世界に居る俺は、一体どんな表情をしてる…。
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13 :
北/伊
10/11-03:41
ねえ、俺の天使。本当に絡めとられてもいいの?そのまま引きずり込んで俺と同じ所、深淵に沈めてしまうよ?
身を引く美徳は俺も知ってるんだ。可愛い人、大好きな人には幸せになってほしいから、身を引くんだよね。昔の俺がまるっきり同じ事を言ってた。
でも俺は、お前に触れてから少しおかしくなっちゃったんだ。お前を前にすると理性的で自制心のある俺は消えちゃう、どうしよう、好きだよ、好きだよ、好きだよ。
俺はお前に狂ってるんだ。昔は出来ていた優しい大人の判断が出来なくなるくらい。離れるなんて、駄目だよ。
>俺から逃げちゃう羽なら、もいでしまってもいいよね。
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12 :
北/伊
10/11-02:50
子どもみたいに愛せないくせに、こういうところだけは子供っぽいんだから困るよ。
この間みたいな、水底に沈むほどの哀しさはないけどお前に会いたくて会いたくてじたばたしてる。
傍に行きたい、お前の手を握って眠りに落ちたい。
命に湿ったあたたかな肌に唇を押し付けて、熱い舌を吸いたいんだ。とけるように眠りたいね。
ねえ、大好き、大好き、大好き。
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11 :
北/伊
10/02-00:41
>アイツの手紙からは堪らなくいい匂いがするんだ。
石鹸の香りを知ってるからじゃなくて、なんだか香り立ってくるんだよ、柔らかな日溜まりや夜に薫る金木犀に似てる。
心の奥で一瞬波紋が出来て、噛み締めるみたいにそっとしずまりかえるんだ。
あの甘やかな気持ちが匂い立ってくる。
後ろから抱き締めてずっとずっとずっと抱き締めていたくなるんだ。
あいつがこちらを向いて背中や首に手を回したら、それだけじゃ済まなくなるくらい、クラクラしちゃうんだけど…さ。
こんな奴、他にいないよ…お前を逃したらもう捕まえられないんだ。絶対。絶対。
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