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え?
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10 :
日◇
09/26-21:49
神様。
神様はいません。
昔はね、沢山いましたよ。
お米の中には一粒に七人もいらっしゃいました。
空にも山にも森にも木にも湖にも川にも水一滴にさえ。
私の上司も神様でした。
私の茶碗にも。針にも、刀にも。
どこにいってしまわれたのでしょう。みんな。
>神様はいるよ!
そう言い切った彼の瞳の眩しいこと。
私の眼の奥の奥、私の神はおりますまい。
>そうか。君にはいないんだ。
頷いて下さった青空が、何よりの甘い水です。
貴方、きっと甘い物ばかり食べてらっしゃるから。
骨の髄まで甘いんでしょう。
神様だって塩辛い__より、きっと甘いお菓子を御望みのはず。
#嗚呼、神様。
この矛盾が何よりの甘い水です。
ねぇ。そうでしょうとも。えぇ。
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