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いつかの回顧録。
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285 :
日
09/25-00:26
以前は、貴方のことをワンコの様だと思っていました。
尻尾を振って、何時だって笑顔で迎えてくれる姿が癒しで安らぎでした。
今の貴方は鳥の様。
貴方の92鳥は駒鳥でしたか。
何時訪れるのか分からない時間をただじっと待って、少しでも来やすい様に好きなものを沢山ご用意して、物音を潜めて。
来れば綺麗な声で囀る姿を一秒でも長く見つめて居たくて、でも触れたら逃げてしまうから何てことの無いフリをして隣で耳を澄ませるのです。
何度飛び立っても帰って来てくれると言うことは、私も貴方にとっての癒しや安らぎに少しはなれているのでしょうか。
あの時の貴方へ、恩返しが出来て居たら良いなと思います。
鳥籠に入れてしまえたらと思いますが、きっと窮屈なのはお嫌でしょう?
気ままな歌声の方が貴方らしい。
その羽根を広げる姿すら愛しいから、矢張り狭い籠には閉じ込められません。
私の愛しい駒鳥。
願わくば、明日も綺麗な歌声を聞かせてくれますように。
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