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Forest Gump
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55 :
波
02/09-00:12
さっきはリロに踏まれちゃったけど、次は俺が踏むし!ぽっぽこー
ん、暇…暇ではないんだけど、…暇だし(ごーろごろ)
…実は最近学校には行ってないんよ(むくっ)
なんか良さげな場所見つけて、そっちの方で暇があったら遊んでるし。本当は暇なんてないんだけどー…まぁそれは脇に置いとくし。
昨夜は城の中を散歩しちゃったんよ。楽しかったし!
ただ、何度も日記で言っとるようだけど、始まったばかりの頃っつーのはCが選びたい放題なのは良いけど、まだメンバーが少ないのが悩みなんよ。
増えて欲しーし。つか増えろし。このまま廃っちゃったりしたら悲しいんよ。
***
不気味なほどにしんと静まり返る古城を見上げる影が一つ。崩れた城門を越え城内に入れば、月明かりも差し込まれないその場所はまるで洞穴のように暗かった。目を凝らしてようやく床の石畳や石組みの壁が薄ぼんやりと見える程で、奧へ行けば行く程闇は濃くなり、来た者不安を煽るだろうか。勿論辺りに人の気配はないのだが、時折不思議と少女の笑い声が響き渡り、何処からか此方を窺っているような視線を感じる。
どちらかと言えば夜目は利く方ではあるものの、探索するには城の中はあまりにも暗い。内ポケットからジッポライターを取り出す。人成らざる者達へ『自分は此処にいる』と教えている様なものなのだが、あまり気に留めずジッポに火を点ける。先程よりも大分明るくなった内部を見れば、崩れかけて空が見えていたり窓ガラスは割れていたりと散々な様子だった。崩れかけた窓からは空が覘き、そこには血の様に紅い月が浮かんでいた。それを見て、自然と目を細めた。火の点いたジッポライターを片手に再び歩き出せば、遠目に先日城下町で会った少女の姿を見付けて声を掛けた。
「久しぶりだし、ナターリヤ。元気にしとる?」
「…なんだ、此処はお前の家か?」
To be continued.
なんて、マジ中2病とか思わん?プスッ
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