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BruderKomplex
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110 :
独♀
10/09-00:00
>兄さん、貴方に渡したい物があるんだ。
>自由がなかった頃、渡せないのを承知の上で毎年プレゼントを用意していたんだ。
>しかし自由になってから、わざわざそれを貴方に渡すのも気恥ずかしくて…結局、屋根裏にしまったまま更に月日が流れてしまった。
>もし、また兄さんと語り合えるような時がきたら、その時はちゃんと渡したいと考えている。
>古びてしまっているけれど、貴方は受け取ってくれるだろうか。
>そんな事を考えていた次の日、珍しい来客があった
#で、いつ捕まえるんや?
捕まえるって…犬猫じゃあるまいし、そんな簡単に捕まえられる訳がないだろう!
#簡単やろ、なんせあのプーちゃんやで、プーちゃん!
「あの」ってどれだ、一体お前の中で兄さんはどんなポジションなんだ。
#そりゃー、アレやアレ。箸が転がっても可笑しいお年頃の可哀想な子。(どやっ)
兄さんは箸が転がっても可笑しい年頃じゃないだろう、どう考えても。
#可哀想な子の部分は否定せぇへんのか。
名実ともに可哀想な人だからな兄さんは。
#あかん、ほんまに可哀想な子に思えてきたわ。何気に毒舌やな。
可哀想な人だからこそ、私が一から十まで面倒を看てやらなければならないんだ。朝起きる所から夜寝る所まで、きっちり規律を叩き込んでやるつもりだ。
#この家に入るには入隊願書でも出さなあかんのか?お、親分はちょーっと遊びに来ただけやから!すぐ帰るし!
安心しろ、お前には微塵も興味がない。
#酷っっっ!いや、えぇねんけど、でもなんかちょっと悔しいのは何でや?!
縁があれば、いつかまた会えるだろう。そう考えている。
#せやかて何もせぇへんかったら会えるモンも会えへんと思うけどなぁ。
今はまだ忙しいのもあるからな、片手間に兄さんを管理するのは難しいし、何より兄さんに申し訳ない。
#え、いや、お前なら片手間でも十二分に管理出来るんとちゃうかなぁ…ほら、首輪にリード繋いで耳に尻尾つけさせて家の中で飼えば問題解決やん?
ふむ…その手があったか。(手ぽんっ)
#うわ、冗談で言ったつもりが結構本気やな…家の中で実の兄を飼育する気や、末恐ろしいわぁぁぁぁぁ!
しかし問題が一つある。
#結構でっかい問題点をゴリ押ししとる気がするけど、なんや?
そもそもドMな兄さんが存在しているのか否か、そこが重要だ。
#そんなん調教すれば問題解決するやろ。出発時点の性癖なんてどうでもえぇ、どこまで相手を落とし込むか、そこが楽しみでもあるやろ?
確かに、それは一理あるな…私好みの兄さんを一から。
#あ、やる気満々なご様子。流石ドSの申し子やな。
まぁ私は女ではあるが、いざとなれば性別の壁などぶち壊して兄さんの穴という穴を徹底的に開発して犯s…
#ストォォォーップ!今それ以上の事を言うたらまだ見ぬプーちゃん、裸足で逃げ出すで!
むっ、それは困る。せめて一度遭遇しておかなければいくら私でも兄さんを捕獲する事は出来ない。
#せ、せやろ?なっ?まずは大人し~く、可愛らしい妹の皮を被ってシスコンなプーちゃんをおびき寄せるんや…捕獲と調教はその後や、まずは猫を被っとき!
うむ、分かった。まずは猫を被ろう。そうすれば兄さんと会えるかも知れない。
#せやせや!なんせあのプーちゃんの事や、可愛ぇ可愛ぇ妹の笑顔とその下でたっぷんたっぷん揺れとる爆乳を目の前にすれば自然と前屈み気味に出没する筈や、そこを狙うんやで!
分かった、ならば明日から常に可愛らしく、且つ兄さんが引っ掛かるような立ち振る舞いを心掛けよう。
>果たして兄さんは引っ掛かるだろうか、野生のカンで身の危険を察知されたりしないだろうか。
>野生の兄さんと遭遇する日まで、兄さん好みの可愛らしさを維持出来るように私は訓練を開始する!
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