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┗Mr. Nobody

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1 :米◇
04/21-00:02

空白地帯。


 >>>2923 / mbbs.tv 
 虚実混在、諸々注意

[][一括削][]

80 :
09/28-03:57

壮絶な鼻水…。
ナイア力゙ラで何か起きてると思ってマシューに電話したら「それ風邪だと思うよ」って言われたんだ。知ってるよ!

右を向いたり左を向いたり立ったり座ったり、こうも鼻の機嫌を取ってちゃあ俺のために鼻があるのか鼻のために俺があるのか分かんないな。
ベッド脇のくずかごがティッシュで溢れてるけど、不名誉な誤解はしないようにね!

ああでも、鼻の穴がなんでふたつもあるのかという長年の疑問が解けた気がするよ。

#

彼の患ってた風邪が俺にうつったんだとしたら…ha、まったく冗談が通じないやつだなぁ、風邪ってやつは。もー…ちょっぴり幸せだけどさ。

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79 :
09/26-03:11

冷蔵庫を開けてみると、大規模な茄子の群れがいた。何これ、ってダイニングで本をめくってるアーサーに聞いたら、フランシスからの贈り物だ、って。ふーん、って観察してたら1本だけ明らかに様子のおかしい茄子を発見したんだ。


上から下まで緑。
壮絶な ま っ 緑 色 !!


「うわわわわあーアーサー!!来てくれよ!カビ!すごい猛カビのやつがいる!!」omg!クレイジー!って俺が騒いでたら気怠げに近付いてきたアーサーが冷蔵庫の中のそいつを見て一言。

「アルフレッド。これ、ズッキーニだ」

ズ ッ キ ー ニ !
見破れなかった俺も俺だけどさ、茄子軍団の中に1本だけズッキーニを入れとくなんて、そこはかとない悪意を感じるよ…フランシスめ…。

驚いたか、お前のとこのケーキなんかはつまりこういうことなんだぞ、ってアーサーは皮肉ムンムンだったけど、彼にだけは料理について言及されたくない!
おまけにその時アーサーの見てる本が料理本で、ちらっと見えたページが茄子を特集してたんだけど…

という事態を踏まえて、俺はアーサーのエプロンを隠すプロジェクトを発足させようと思う。GO!

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78 :
09/12-03:47

俺の大部分が夢でできていることを忘れてた。

夢が見えている人よ、きっとそれはまだ夢じゃない。夢は見えないものさ。
だから例えば、空に託そう。風に乗せよう。歌を歌おう。
心の動く感覚を、命を使った時代を、きっと忘れないでいよう。

#

柔らかい草原。朝焼けか夕焼けの雲と空。老紳士が帽子を取って会釈した。彼の指は油だかインクだか鉛筆の汚れだかで黒ずんでいた。そして何か言うんだけど、俺はわかんなくて、「え」と聞き返した。その時、声も、吐息も、風に消えた。
駆け抜ける熱風だった。紳士のくたびれたような微笑みは、同時に満足そうに見えた。そういう夢をみた。

とても綺麗だったよ。美しい夢だ。
夢はきっと、いつまでたっても夢なんだろうね。

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77 :
09/11-05:32

彼がしでかす一挙一動が愉快でつい笑いそうになるのを隠して、つまんないぞって顔でやり返すのが最近の楽しみ。たぶん隠しきれてないけど。
愛や平和のために手錠とか拳銃は要らなかったのかもしれない。なんてね。スケールをでっかくするのは特に得意だからさ。
ふわふわしたやり取りでとても幸せなんだ。
とても幸せなんだぞ。二回書いた。

それで俺が彼のものになるかっていうと、違う気がする。俺は誰のものでもないよ。それでいて一途に彼が好きなんだ。それでいい。それがいい。

#

世界が刻々と進んでいく。
進んでいってる。って、二回。
祈りは誰のものなんだろう。

…つまんないぞ。

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