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Mr. Nobody
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16 :
普
05/11-04:54
永遠を信じたくて泣けてくる。手繰り寄せても手応えのなくなった絆を大事に持っていて、やっと気持ちの整理がついたからと鋏を入れかけた途端、その小指に待ったが掛けられる。待ち侘びた筈の声はもうなんだか全くの他人みてえでさ、何んにも欲しくなんかなくなっちまったけど、それでも。持て余すんだよな、視線とか言葉とか。なんであの時、大人しく思い出になってくれなかったんだよ。これだから夜明けは嫌いだ。荒ぶる金剛の鷹、こと俺の独白。
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