Ik ben afhankelijk van je

32 :摩◇
07/31-00:00

今日は客観的な視点から…と言う訳で私が抜擢された訳だがね。つまり彼が確実に書かないであろう事を代わりに書いてやろうと言う何ともまあ、至極興味を惹かれない内容になる。
さて、取り敢えず彼が来る前に書いてしまおう。見付かると少し厄介だからね。

最近の彼は59務の最中に良く手を止める。何処を見ているのか分からないヤケにぼんやりとした顔でね、以前にも増して注意散漫なのだ。と思えば突然顔を顰めて一人で百面相を始める。面白いからあまり止めないのだが…指摘をすると何故か私に怒りの矛先が向くのだから理不尽たら無いのだよ、全く。何より執務中だと言うのに惚けて居たのは君じゃあ無いかね。
いかん、話が逸れたな。彼は朝方機嫌の悪そうな顔をしているのが日常茶飯事だったのだが、此処最近は特にそうでも無さそうなんだ。ああいや、仏頂面は相変わらずだよ。ただ挨拶をする時の声のトーンがまるで違う。お陰で周りが不審がって居たよ。まあ、そろそろ慣れたようだがね。…そう言えば今日は首から飾りを下げて居た様だったな。彼は妹がさぞ大事で堪らないようだから彼女からの贈り物だと思って尋ねたが、それはもう苦い顔をしただけで結局さっぱりだった。その内真意を問いたい所だ。

よし、今回はこれ位にして置こうか。長居し過ぎると不審に思った彼が帰って来てしまいかねないからね。ああ、肩が凝った。

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