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┗懐中仕掛けのファフロツキーズ(41-45/80)

|||1-|||書込
45 :北/伊
09/26-00:07

地/中/海を出ないんじゃないんです。地/中/海から、出られないんです。
ア/ド/リ/アのお庭しか知らないぼくに、おっきな海は、おばけよりも怖くて。

おじいちゃん、たいへんです。ぼくは、本当の敵を、見誤ってしまったのかもしれません。強かったおじいちゃんなら、こんな時はどうしましたか?おにいちゃんを引き取って大切にしてくれてる人を、これからはぼくたちの國の人達でうとんじなければいけないんでしょうか。どうか教えてください。
あの人の助けを借りて、どんどんおにいちゃんがおっきくなってくの。どんどん、どんどん。でもそこに、ぼくが知っているおにいちゃんのおもかげが無くて。おにいちゃんのお家のほとんどがお掃除された時には、おじいちゃんが遺してくれた大事なモノは、あの人のモノに取って変わってしまっていたんです。おにいちゃん、どうして。おじいちゃんの温もりが消えたのに、どうしてそんなに嬉しそうなの?あの人のとなりに立てたことが、そんなに良いことなの?教えてよ、おにいちゃん。おにいちゃんは、ぼくよりも、おじいちゃんよりも、あの人を選んだ。ううんっ、選ばなきゃだめだったんだよね。ううん、それでもおにいちゃんの心は、もうあの人でいっぱいになってたんだ。あの人とぼくは、どうしても仲よしになんて、なれそうもない。ぼくたちみたいに、心からおじいちゃんを好きだって、言ってくれなかったあの人とは。
いつかレ/バ/ン/テのお庭をサディクさんから返してもらったら、おにいちゃんと二人でいっしょに遊びたかったなあ。もうおにいちゃんは、ぼくのお庭よりもうんと広い七つの海を、あの人と一緒に見ていたけれど。
アントーニョ兄ちゃん。あなたはロ/ー/マのおもかげを取り込むことで、あなたの過去を、ぜんぶ無かったことにしたいんですね。それでもぼくは、おにいちゃんのいっぱいの笑顔を見せてくれた感謝の気持ち以外をつづる言葉なんて、出てきそうにありません。おにいちゃんの幸せを祈って、ぼくは、あなたとのご縁を切っちゃいますね。おじいちゃんの遺産からおにいちゃんの財産に育ててくれた、せめてものお礼です。

ぼくは、ア/ド/リ/アのお庭から二人を見守っています。いつまでも、いつまでも。

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44 :
09/23-20:08

座するは天、対するは地。枯れ井戸に清流灌ぎ蓋為すも、積石の間から薄氷解けりて。
さてさて世間様の間では水飛沫滴る彼の御簾を瑞雨と言い換える事も出来るのでしょうか。ですが私共にとっては斯様な風物に水を差す招かれざる賓客の畏跫に変わりは在りますまいと恐縮ながら一句諫言を背尾にて添えさせて頂きますね。幾千幾万もの力弱き従者を敷物代わりに使役する暴虐振りには、焦土にて数多の人々をこれまた瑞々しい衄魄へと変貌せしめた我が身とて眥を附せたくもなる、と…然し、後に畦道に口吻したまま平伏す甲斐無く処断の蕀道を歩む泥土に塗れた供の亡骸を目の当たりにし、情けも抗いも叶わず只菅声殺し愕嘆する有様を茶請けに、今はこの一杯を頂きたく。いえ、早く頂かないと嘲笑か悲鳴かも判らない不粋な嘶き辺りの仕業で、折角の風味も落ちて仕舞いますし。恥ずかしながら行き場の無い悪態は外に溢れば溢れる分、所肚も寂しくなる道理には如何とも逆らえず…となれば肚内程仕舞い所に適した箇所も無いと、同じ肚の何処かが喚くもので。
#ああ、宛ら貴方の様で。人々にとって数少ない娯楽を奪い取ってまで、その先に視ゆる明暗を人の数段ばかりか御気に患いながらも、敢えて万物の憎まれ役を買って謳い、目先の恭悦を貪り尽くす不毛から潰れた子蕪より出流る新芽を母が子に注ぐそれに倣う温情を以て愛でる面差し。我が身可愛さが掻き消えぬ私目には、到底真似など出来るはずも無い。…いえ、硯水を吸った垂れ雲を彼の御方に重ねる行いこそ愚鈍故の過ちと何故気付けぬのでしょう。己の存在意義とは舌根の白刃を振るうのみが生業に非ずと…已に老鶯を過ぎたるに等しいこの身には、書物に走る蚯蚓を留めるに手一杯らしいのです。同じ蘆/原の子で在る初心を喪うた色惚けとは当に是是。ですがそれ程までに、いとしい。
口直しに秋はより好き馨物合に彩る紅葉ともう一つ、朝露纏い金色に靡く維漣を心往くまで愛でたいものです。褒章にしては安い物かと、などと貴方に宛てるはずである文を破いて仕舞いました。矢張り伽羅の香など爺には到底似合わぬ趣向を凝らすものでは有りませんね。不肖ながら元来優しくされる身上には既に在らずと。然りとて如何とすべきか指南の目文字が跡形残らぬまま全て霧散に至るまでの不服には口食み以て戦慄き堪え切るばかり。思考が指先にまで届かぬ歯痒さに免じて、この度弱音を吐く痴愚な己を今許りはどうか御見逃し下さいます様、私と貴方の間柄に免じ、重て御容赦の程を賜りたく存じます。
粗漏ながらも愛い陳情で御座いましょう?などと問うは果して野暮か否か。

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43 :
09/21-23:04

#※とても虫蟲した内容。
>※耐性が無い奴は無暗にグ/グ/ッ/た/りすんなよ。
軽めの内容っつう訳で最初は配慮する気は無かったんだが、初めて出すネタなんで一応。
そして発掘作業諦めた系紳士。










オオマリコケムシが人を襲う意思を持ったら、二次元エロ市場を席巻している触手なんざ必要無ェよな。あーでもあの物体はスライム系に限定されんのか、植物系は一括で管轄外になっちまうのが惜しいなと肩を落としたが、それなら蛇と蟲で幾らでも代用出来んじゃねえかフッフー!という風に自己解決した。問題は蛇姦蟲姦が鬼門な奴ばっかだって事だろう。特に蟲系統はエログロ路線が萌えな奴でもノーと全力で首を横に振られる。何でだ、良いじゃねえか、蟲。蟲だぞ、蟲。どれくらい素晴らしいかと訊かれたら、以前ハワードと共に諜報活動に励んだ事が有ったんだが、その時に運悪くマカロニ兄弟に見付かった時にテンパッたあいつらから全身余す事無くパイ投げの要領でカ/ー/ス/マ/ル/ツ/ゥをぶつけられたんたが、正直御褒美以外の何物でもなかったと、その時隣に居たハワードが俺の反応に素でドン引きしていたんだが、要はそのくらい恍惚に酔える程度には素晴らしいと俺は思うぜ。チーズうめえ。
アルコール掻っ食らうよりも御手軽にパブれるっつう点から、されんのは勿論好きだ。だがやっぱりする方が性に合ってんだよなあ。蚯蚓やら蛞蝓やらの初心者キットの王道から、蛆や蛭といった死に至る危険性を秘めた奴等まで、基本何でもアリ。今遣りたいプレイは、百足みたいな人体に然程影響が無い微弱な毒性を持つ虫を放出する際に一匹一匹数えながら相手の身体中に大量に這わせて一体どれくらいの数で人体に悪影響を及ぼしちまうのかが知りたい。欲を言うなら粘膜を曝していない場合と曝している場合の両方を懐中時計と記録帳を片手に視姦したいし、主役の蟲さんに関しては、判別しやすく且つデカい反応が得られる神経毒を所持しているヤツだと尚良い。ああだが粘膜に関しては爪の隙間をどうするかを真剣に考えないとな。観る奴にとってはプレイというよりは一種の人体実験に映るかもしれねえが、飽くまでも好奇心に突き動かされたアブノーマルプレイだと言い張る。どうせ奴等が爪先から局部まで這い上がって来た時点で抑えが利かなくなって俺も傍観席から降りて参加してるんだろうしな。犯してる奴がレディなら、蟲さんの躰が千切れず子宮口まで潜り込めるかどうか、入口を指で拡げるなり手伝いながらじっくり眺めて、クリ豆には適当な毒虫を添えて弄り易い様に肥大させておく。クリへの刺激に意識が向いてる間に子宮内膜に辿り着いた奴は、どうぞご自由に産卵に勤しんでくれ。後で股座から出血する際、人間じゃねえ卵も排出していると想像しただけで興奮するじゃねえか。野郎だったらそのまま蟲コキがセオリーになんのか。床中にウジャウジャ集る中から特に頑丈そうな百足を自ら選定して、勃起したちんこに巻き付ける。勿論、蟲さんの口とちんこの口をキスさせる形でな。そうやって扱いて行く内に夥しい足が筆責めに似た感覚を引き起こし、嫌悪感に相反する物理的快楽を無理矢理植え付けて自我をズダズダに裂いてやるのも一興だ。ついでに尿道には微生物の死骸で出来たパテをカテーテルから注入して、糸蚯蚓が餌目指して棒と玉の全体を縦横無尽に這いずり回らせるのも忘れないでおこうか。後はレディの場合と共通だが、排尿時に運良く孵化した奴等が社会にコンニチハする様子を拝められりゃ言う事無ェなあ。とまあピーク時の瞬間のみにスポットを当てたが、所謂内部に卵や蟲が潜伏している期間、中で蠢く奴等が与える違和感に苛まされたり体調を崩したりしている様も立派な視姦対象としてによによさせてもらう。取り敢えず俺なりのジェンダー精神に則り、男女分け隔て無く穴と云う穴から十二分に体内を蹂躙させて、最後は好い具合に熟れた肉を蟲ごと頂かせてもらう。後始末は紳士的にきっちりとな。途中で耳鼻経路の脳姦系やその他も堪能するんだが、字数的に収拾着くかが怪しいんで一旦置いておくとする。
実はこの戯れ、以前にも数回実行した事が有ったんだが、途中で相手が失踪という形でどうにも尻切れトンボのまま強制終了しちまうパターンが常だったんだよな。多分耐え切れねえとでも思ったんだろう。こっちも常軌を逸脱しているのは重々承知してるんで、その都度あーまたかー、しゃーねーなー程度の心残りで済んでるのが唯一の救いか。因みに本気で身体の内側から犯す触媒や寄生虫系は、相談時にさらっと提案した時点で突っぱねられちまうんだが。解せぬ。
つうかオオマリコケムシどこ行った。ああ、あいつ触るとプルプルしてて気持ち良いぞ。少し臭いけどな。









#※蟲系。

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42 :
09/19-21:27

お前は腹の中がドス黒く汚れている所為でどこを取っても美味くないと愛らしく頭を振るが、己の都合良く解釈した架空の根拠を元手に否定をされても、信憑性なんざ塵程にも成り得ない子供沁みた稚拙な反論に終わっちまうものだと、こいつはきちんと理解した上で俺と交渉しているのだろうか。そもそも黒が汚い色だなんて誰が決めたんだ?俺ならシガレットにやられた皮膚だって、コールタールが付着した内臓だって、喜んで喰い貪り尽してやるっつうのにな。繊細な猫毛が御自慢のハニーブロンドを練り込んだパイ生地に包めばほら、まるで東/洋で採れた黒曜石のチョコレート菓子の出来上がりだ。こんがり焼けた金紗に熔けた茶色が絡み付く。いまいち地味だな、見てくれの悪さは素直に綺麗な色彩を足して補おう。仕上げにお前の大好きな真っ青なミルクコーヒーのゼリーを二つ、隣に添えようか。盛付けが終われば、皿の上から拝見叶うは食するのが憚れる芸術的な一品。これでも不味いと断固反対するのならば、生のまま踊り食いにメニューを書き換えるまで。最終的には満腹感を得られりゃそれで良いんだからな、目下の目的は忘れちゃいねえよ。食欲を鎮める過程に於て萬に一つの可能性として起こり得るかもしれない食中りさえも、愉悦を満たす洒落た趣向に過ぎない。それにしても本当に美味そうだよな、お前は。然して空腹でも無ェってのに、このテーブルが色とりどりの御馳走で見えなくなるのが今から楽しみで待てないくらいだ。ところで、お前が何時まで経っても最後の一口を飲み干さないのはどうしてか説明してはくれないだろうか。気倦さしか無い午後のティータイムに要する時間は疾うに過ぎているし何よりもその紅茶、もう冷め切って風味すら完全に失せちまってやがるぞ。会話を楽しむ口慰みとして舌が凍える煮出し汁には少々荷が勝つ。確かにケトルの中身はもう空っぽだ、けれどそれは飽くまでも今回に限った話。数日前のお前は同じこの部屋で茶葉が舞う仕種を退屈だと一蹴しただけで、俺の宥め文句すら真っ向から拒んで瞬目の一字一句に固執したり、秒針が左回転する度に蒼白した面構えを曝す様な往生際が悪い愚鈍な奴じゃ決して無かったはずだが。何故かお前はカップに澄んだ朱紅を彩るソレが最後の一杯みたいに憂いてやがる。けどな、これからもずっとずっと、俺が居る限り至福の一時を伴に謳歌出来るじゃねえか。まったく、そんなに震えるなよみっともねえ。でないとお前が云う貴重な最期の一口、絨毯に飲まれて儚く終わっちまうだろ?

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41 :
09/16-03:16

どうして自分が此処に居るのか皆目見当が付かなくて。こんな目に遭遇した自分自身に反吐が出そうになって。そう思うと今度は心細さから人肌が恋しくなって来てしまって。誰でも良いからこの寂しさを温もりで埋めたかった。束の間の情愛をセックスを媒介として飽和するまで供給したかった。ああ、反吐が出る程可笑しな話だ。人間、自分自身を愛する余裕が有るからこそ他人を愛する奉仕活動に勤しめるもんだろ?それとも何だ、自分自身を愛せねえから、他人とレンアイゴッコに興じる事で自分に欠如しているモノを補填しようとでもしてやがんのか?見上げた他力本願だな。御蔭でこっちは聞きたくも無ェ肉と水が弾ける音と、ブタか何かと間違いそうなくらい不愉快な鳴き声なんざ無理矢理聞かされてな。正直に言ってしまえば清々しく迎えるはずだった今朝の目覚めは最悪なモンだ、ジョーク抜きで気分が悪い。で、何だったか?ああ、確かウサギは寂しいと死ぬっつう迷信の話だったか。モノと揶揄されても同然のたかが負け犬の分際で、ヒトサマと同等の権利を主張するお前等みたいな身勝手で薄汚ェ寄生虫が惨めったらしく生に縋り付きたいのは、まあ、まだ理解に及べる範疇内だとは認めてやるさ。聖人サマ曰く、生存本能は虫ケラにだって存在するらしいからな。生命の尊さの前には貴賤がゴミと化しちまうんだと。だが所詮はテメェの箱庭の中で生きるを善しとして現実に眼を叛けた負け組が吐く寒々しい綺麗事。その価値が見出だせない生存本能に踊らされた虫ケラが、ネームバリューのお墨付きを得た狂言を鵜呑みにした所為で、俺みてえな真ッ当に生きてる奴等がこうやってテメェ等の尻拭いをする羽目になんだよ。俺の至る所に湧きやがって一体何様のつもりだかな。馬鹿の一つ覚えかどうか知らねえが、実際は腰振って穴埋めるだけしか能が無ェクセに、浅学すら侭為らない程度のおつむで、畜生と変わらねえ臭っせえ性欲を美学やら哲学に美化する事に余念が無い自己中心窮まりない自己弁護者。自分自身すらロクに愛せねえのに、他人を愛せるつった胸クソ悪ィ大見栄を張る身の程知らずの厚顔無恥が生意気にも衣服なんざ着込みやがった蔑むべき下賤共が。精々腹の中を粘付く血水を溜める妄想にでも耽ってろ。まあ良い、説教も飽きたしそろそろ本番始めんぞ。ハンギング、マストで首括ってクソ垂れ流して死ぬか。ダイビング、生きたままフカの胃に貢献して死ぬか。俺からの目一杯の情愛だ。選ばせてやるよ、受け取れ。代りにさっさと俺の身体からお前の存在、搾りカス一滴遺さず消滅しろ。許す。

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