一覧
┗懐中仕掛けのファフロツキーズ(52-56/80)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
56 :
西
11/16-01:25
「無知は罪」を豪語する性善説至上主義者に耳を傾けるくらいやったら、「ストリップショーとフリークショーに商品価値の差が生まれるのが判らない」と悲観する如何物喰らいの性的放蕩者の靴底でも磨いてた方が、よっぽどタメになるって思わへんのかな、普通。そないな負け惜しみを哲学者崩れの吟遊詩人が倩々爪弾びく様な歯ぁ浮く冗句を一つ二つ宣った所で、現世ちゅう苦界から解脱出来るはずも無い訳なんやし。限度範疇加減秩序これらの単語が他者の口から飛び交う度に、未だ到達した覚えがあらへん悽愴なる梁天井を知りたくて知りたくて、認識されてへん素粒子で構築された無間の虚無を両の手いっぱいに漕いで焦がれとる今の俺は、他者からの人物評価を頂戴するとしたら宛ら天井から死刑囚の様に吊るされた煌々としたシャンデリアすら見えへん天井知らずの気狂い者って所やろか。何を怪態なアホ抜かしよるんやて胸張って然るべき反論を舌に乗せる細やかな抵抗すら自発性を籠めて除外に及んでまう辺り、熟く救われへん御星様の下で貧乏クジみたいなん引き続けとるよなあ、親分は。漫ろ言の相槌も貰われへん独り上手にも熟れとるやなんてほんま、どないしようもないやっちゃ。
#「でしたらば天井すら拝めない貴方には、シャンデリアなぞ大層難儀な到達点でしょうに。万物に在りもしないモノを双眸に射止めたとして、それから如何為さる御積もりなのでしょう。何か、思う所が御存りで浮世の事象を悟る心算でも?縦しんば無我の境地に至ったとて哉一度目蓋を開けば、そこはただの悟りが開けた後の現実ですのに。おお、なんとまあおこわい。アントーニョさんは菩/薩/様を彷彿とさせる人畜無害も甚だしい笑顔で爺の肝胆を寒からしめる垣根無しに畏い御方なのですね。最早六/道/環の苦行に縋りたい心持ちが芽生えてしまいましたとも。」
俺が手に届かん場所に腰掛けとる旧知のじいさんが愈々以て有難い辛辣の数々を徒然とる傍らで、枯淡紛いの結論を導き出した俺は巻き戻った時間若しくは詰め込む以前の記憶に目移りしてもうてたのも可笑しないっちゅう話で。何でって、お前が揶揄のキモにしてるサトリっちゅうヤツ、もしも完璧にモノに出来たら暗中に漂う天井裏の木目の隅々まで余す箇所無く楽に知れそうやけど、ほんならそれって数え終えたら最期、めっちゃ退屈って事になるやんな。そら確かに人並みの好奇心とか知識欲とか備えとるつもりやけどな、何も自分から進んで自分の尻尾銜えてまで退屈を選ぶ程マゾヒストな訳でも無いし、そない危ない橋を逆立ちで渡るくらいやったら、眩し過ぎるシャンデリアの小明に水晶体まで灼き切られる瀬戸際を仰ぎもって、「無知は罪です」と豪語する善人代表の菊ちゃんの有難い説教に耳を傾けながら「ストリップショーとフリークショーに商品価値の差が生まれるのが判らへん」って大袈裟に悲観する悪食代表の俺の吐瀉物に薄汚れた靴底なんか磨いとるお前の煤けてしもうた舌肉で欲情する方が、よっぽどタメになるって思うよな、普通。お前の不浄を舐め尽したドス黒い粘膜を見てたら有難いサトリも気狂いが遺した詭弁に見えて来るから不思議やわあ。そのいけ好かへん三枚舌、引っこ抜いて焼いて食べてもええやろか。まるで醜穢やった頃の俺自身を見せ付ける鏡みたいでな、めっちゃ腹立つねん。
[
返][
削][
編]
55 :
英
11/15-21:47
それは人生を模した薄っぺらな片手間の中で恐らく五本の指に入る幸福だった。絶頂からの下り坂なんざ誰だって進みたくねえ。だから逸その事、不自然に脈打つ心音ごと爛れた両手で縊り殺して俺を形成する循環が停止しちまえば、全ての厭わしさと煩わしさから解放されるんだがな。不毛だと何だとみっともなく唸る頏仏は水面を濁す水飛沫で覆い隠し、懐中に偲ばせる自己嫌悪を圧し潰しちまおうと微睡みの浅瀬に寝そべった後で、巻き戻すには何もかも手遅れに違いねえ世/界を顧みた馬鹿だと仰々しく嘆いてみようが、自らが進むべき本筋を自ら破棄したのも同然の不埒な思惑に駆られたまま。毅然と前へ歩む意義すら投げ出した最早開き直りと能うにすら荷が勝つ無様なナリは当に愚の骨頂。
何しろ人間と云う著しく知能が発達した怠け者と云う存在は、リスクが伴わない目先の幸福には絶対に勝てる訳が無い仕組みに、全知全能神様だか自然の摂理だかが予めセットをしていやがる。だから端した人数を除いた大多数の人間は、将来性の刻印が施された見返りから双睚を逸らして、終には今日の犠牲から簡単に踵を返しちまうだけだ。神話のネタにも名を連ねたマクガフィンの蓋を開けてしまった憐憫な種族に違わず、容易く予見出来てしまうチープな未来に凡ての非が備わっている何物にも換え難い不幸。俺は人間達と有識感覚をシェアしている、そんな自分に都合の良い子供騙しの解釈を講じ独り納得をして、あの日、俺は怠惰の結晶と同調を試み親愛から性愛へと電車を乗り継ぐ感覚で乗り換えた暴挙までは記憶に留めている。片足だけだから、まあ構わないだろう。ムシが良過ぎる免罪符を自分以外の者達にも期待して。
だがそんな出来合の張りぼてにも劣る根腐れした気丈など永久に存命する由もナシ。最後の最後で怖くなって現実逃避から逃げた。
リスクが伴わない謳い文句なんざ単なる眉唾物だ、一刻も早くその場から立ち去らないと後戻りが効かねえ。根拠なんて何一つ揃わない、不確定も甚だしい。相反するはずのサイレンは瞬く間に巨大化した無音にとっくにやられた。後は赤子の手を捻るだけになったと、正体不明の概念が浜風に煽られた埋火の様に湿った感覚が背筋を伝い俺の五感の先端部まで粛々と焦がし尽くして。冷や汗の行進を拭い足止めする気にはどうしてもなれねえまま。肌色が酸化して行く化学反応に飽きた頃には一体俺はどうしていたか、今でも思い出せずに二の足を踏んでいる。それは、きっと思い出したくも無ェ廃棄物だから記憶の芥箱に仕舞い込んだままなんだろうと、今、厳かで冷やかな雰囲気が纏わり収束する先、到達点とも言える渇いたドロップポイントに居座り、喧しく空気を切り裂く雑踏の音色を右から左へと聞き流す代償と言わんばかりに解り切った禅問答が、まるで波打ち際の不確かな水平線の様に溢れては凪いで鎮まる単純運動を繰り返していた。もう堂々巡りはしたくねえと三行半を叩き付ける宿主の防衛本能もお構い無しに、だ。未だに腹の中で未練がましく燻っていやがる蛆蟲の膨張を、時代考証を無視した蜂蜜色を纏うアンティークランプに悄しい風貌を投影しながら、タチ悪く自分を灼き続ける代物を着火させた張本人に怨嗟に塗れた視線を投げれば、あいつは小気味の良さが持ち前のベルの音を揺らす様に、ただひたすら笑っていた。不敵に、且つ大胆に。
思えば、あんな面を寄越されたのは今に始まった事では無かったはずだ。厳密に言うと今回で二度目、決して多くは無い数字だが、問題は回数では無く先手後手の違い。どちらにしろ素直に記憶を手繰り寄せるには憚れる出来事でもある分、当時突き刺さった鋭利な苦悶の殆どは睡眠を摂る度に靄が掛かっていた。併して、あの笑顔だけが腐食しないフィルムよろしく現在進行形を以て脳細胞を蝕みながらこうも鮮明に目蓋裏に上映されるのは一体何故か。きっと、どうしようもなく惹かれてしまっていたんだろう。俺と過ごした日々を懐古に上書きする覚悟を秘めた勇ましくも脆過ぎた面構えに。俺と真っ向から対峙をして尚も熾烈な微笑みを張り付かせていた非現実的な光景。コットンキャンディ宛らヤワな無機質を多少強引な手口で彩りを添えてくれた恩人に、雑じり気のない感謝と決別が入り雑じった感情を表情筋に籠めながら。
だが今この瞬間、そんな表情をするべきなのはお前で無く俺のはずだ。真っ当な諫言などはこの際何もかも切り棄てちまって、お前の毒気に当てられたんだと適当な相槌で応えておいて、そして何気無い応酬から導き出される兄弟を措いて他に無いと証明する理屈抜きの共鳴を純粋に楽しもう。譬喩するならばこれから僅か数秒後の身近な制限時間内。限られた束の間の中で、嘗ては俺の一部でしかなかったあいつの笑顔が粉々に割られ、俺の腹中でドス黒く渦巻き続けていた小火が消し炭になる日は、そう遠くない。
[
返][
削][
編]
54 :
英
11/10-23:10
転た寝には不向きな肌寒い季節目であるとは早朝の予報で判っちゃいたが、休息の一環と自分を甘やかしてからは些細な心配なのだからと仮眠を妨げる材料には成り得なかった。ツケはイロを附けて返すモノでもある。つまり何が言いたいのかと訊ねられたら俺は一切の言い澱みすら無くこう答えるだろう。
人肌が恋しい。目覚めて最初に思った日常に支障を来し兼ねねえ痼。独りだと今は暖かさが沁み渡ったベッドも、一度抜け出せば木枯しに浚われ直ぐに冷えちまう。何より俺自身の熱だけならただ暖かいだけでしかない、ともすれば暖炉から感じる熱波と同じ無機質なだけなんだよ。児戯に等しい言い訳を捻り出して大人に相応しい体面を必死で護る姿はなんて滑稽なのだろうか。本心から遠ざかれと背を押す理詰めの何かが自嘲に玩ばれたのは言うまでも無い。偶には本能に従順を誓い、身体の成長から置いてきぼりにされたガキみてえに馬鹿高いお前の体温に包まれながら、一切の浮上の兆しすらをも断ち切って白痴の浅瀬まで意識を沈めたい。そう告げたなら、お前はどんな反応を示すのだろうか。俺らしくも無ェと笑うなら笑え。自ら仕掛けた搦め手に足掻く思考が、益々女々しさを情緒させやがる滑稽な姿をな。だが優しいあいつの事だ。一言漏らせば暇が許す限り、今までの様に我儘を聞いてくれると相場が決まっている。一抹の根拠すらハッキリしない御飾りの確信みたいに、これが一種の身の程を知ろうともしない自惚れと傲慢な期待から湧き出る幻想だとは、解りたくもねえが解っている。その筆跡が走った羊皮紙を皺だらけになるまで抱く事で、血の通っていないソレからお前自身の温もりを感じ取ろうと必死に縋る俺を侮蔑の眼で見下すか。はたまた度が過ぎた兄だった存在の気味悪さに身震いして今度こそ俺の傍から離れてしまうのか。何だって構わねえさ。逸そ何かの反応を寄越してくれた方が、俺にとっちゃ自暴自棄の逃道を確保が叶うに到り万々歳にも成れるってなもんだが。
……ったく。秋も中頃に移ったっつってんのに、似つかわしくねえ茹だる暑気の一つでも和げりゃ、この馬鹿げた感傷も観念して形を潜めるのか…なあ、アルフレッド。だがそれはそれで些か味気無ェなとお前がモチーフの刺繍を依り代として、無意識に麾下されたままに呟いちまった俺は相当どうかしている。
[
返][
削][
編]
53 :
英
10/19-01:46
お前の誕生日を傍目で追う度に疑問が生じる。毎年毎年全/国/民を巻き込んでの乱痴気騒ぎに酔っちゃいるが、お前は本当に俺から独/立してやがんのか、と。全然してねえよな?引っ付き虫みたいに未だに俺にベッタリだもんな。それにお兄ちゃんが裏方からケツモチに徹してくれているから自分はあんなに好き勝手な振舞いが出来るんだって、お前独りじゃ何も出来ねえ事実を口には出さねえだけで。本当は皮膚から浸透して、五臓六腑を隈無く徘徊して、最後には脳天へと隅々まで往き着く様に沁み渡る苦悶に頭を掻き毟る程度には、良っくと理解してるんだよな。若さを纏う陶磁器を彷彿とさせる張りと艶めいた珠肌を犠牲にしてまで素直にイエスと頷けられねえのも、思春期特有の青臭ェプライドが寄せ集まって構築された理性っつう無意味な防衛本能が初期衝動の出入口に栓をしちまってるだけであって、決して腹底から俺を拒絶してる訳じゃ無ェんだよな。だってお前は俺が居ないと何も出来ねえ甘っ垂れたタダのガキ。そんな未だに乳離れすら未経験と云う偏執めいた邪推とも物言える危うさを孕んだ状態のお前が、唯一手放しで頼れるのは手塩に掛けて自分を慈しんでくれた兄で在る俺だけだもんな。それなのに西へ西へと節介を焼く風向きに促され半ば強制的に自我が芽吹くに連れて、羞恥心から俺を縋る行為全てに例外無く躊躇する様になっちまった点については、実に残念極まりねえのが正直な所だ。だが裏を返せば、世/界の到る箇所に蔓延する不浄にも侵されず真っ白のまま成長してくれたって事なんだよな、お前は。俺のアル、アルフレッド。可愛いな、本当に、可愛らしい。いいこ、いいこだ。良い子だから今度その瑞々しく潤うおキレイな眼球にタトゥーを施させてくれよ。今日までお前が悪い子に成らなかった御褒美だ。紋様はそうだな、薔薇が良い。俺がお前の目玉に居座っている気分に浸れるし、お前も日中夜四六時中、お兄ちゃんの手蹟に委ねられるんだ。素晴らしい相乗作用じゃねえか。それに以前に施してやった焼き印も、大/國の弊害をモロに喰らって大分焦痕が薄くなっちまってやがるしな。このまま放置しておけば最悪、お前から俺の存在そのものが消えちまう。焼き印が良くてタトゥーは駄目だっつう道理なんざ何処にも見当たらねえだろう?ツバの付け方に多少の違いが有るだけで、他は大して変わらねえはずだ。お前の冴え渡る晴間みたいな青を引き立てるには一体どんな色が似合うんだろうな。思わず浮き彫りになるだらしねえ恍惚を抑える為に、純白の表面に走る無数の血管に沿って深みを備えたモスグリーンの脈絡を一本ずつ慎重に色を刻み、各々を聰明な棘と蔓に見立てる。肝心の花弁については、お前の光彩が壮麗さを誇るラピスラズリの花弁の様だと気付いちまったら、これ以上毳々しさだけが目立つインクでお前の開花を妨げるのがどうにも勿体無く感じちまってからは、淡々と着手を熟す術も、しまったと舌打ちする猶予も何も無く。それに元来痛がりなお前の事だ。漏れる嗚咽を堪え切れず、忙しなく声帯を引き攣らせながら泣きじゃくる姿なんて容易に想像が付くってもんだ。ああ、お前からぽろぽろと溢れる蜂蜜は、しょっぱいの他に一体どんな味がするんだろうか。なあ、舐めてみても良いか?ほんの一滴で構わない、お前だったモノは余す事無く堪能したいんだ。そうすれば何時かの禍雨によって途切れたまま久しい兄弟仲を少しでも修繕出来る様な、有りもしない希望の白昼夢に満たされて幸せになれる。幸せになりたい。幸せに、なりたかった。
[
返][
削][
編]
52 :
U./K.(Arthur.K)
10/17-08:01
#"If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing." "If it results like me,the thing etc.which cannot change with a model healthy person cannot be existing."
Is it having tried to swerve?
Probably,somewhere is still out of order too...HA-ha...
[
返][
削][
編]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
[
戻][
設定][
管理]