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┗懐中仕掛けのファフロツキーズ(62-66/80)

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66 :西
10/11-19:37

よっしゃ、新しく日記作り替えよか。今まで書いたのんも、気が向けばちょいちょい移動させるつもりでおるし、脱皮完了したら消す予定やでー。
あ、あいつと何か遭った訳や無いってだけ言っとこか。一応な。

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65 :
08/11-09:17

既存する唯一の半記事が蟲姦についてだけという酷い有様だったので、品位と人格が疑われない為に近況報告も兼ねてマトモな半内容を書いてみようと思う。後でな。
つか何でアレだけ残したままでいたのか我ながら良く解らねえんだが。





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述懐内容を忘れて思い出して最終的に認めるのが面倒臭くなった。とんだピエロだ。

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64 :
07/28-10:46

現状に不満を抱くつもりは更々無い。確かに元を辿れば現在の泥臭さが嗅覚を麻痺し兼ねない有様に陥ってしまった最たる理由は外部からの影響によるものだろう。それでも足許の不安定さを危惧して一旦引き返すか、もしくは前だけを見据えて白痴に促されて脇目も振らず突き進むか、なけなしの選択肢は一応だったが一通り与えられてはいた。そもそも選択肢の提示ってのはだ、提唱者が解答者のあらゆる思考回路が行き着く先に齎す怜悧な恩徳の類を、無意識に遮断させる巧妙且つ悪質な誘導尋問の中でも特に使い古された、まるで厚みが感じられねえ常套手段として擦り切れるまで利用している事実については、こっちもイヤって程理解したつもりではいたさ。それでも仮に自ら勇んで表舞台に居残った所で、不気味なまでに理路整然を保ちながら右往左往に根を巡らせる猥雑な浮世に附随するクソみたいな局面を、自分の手振り一つで自在に宥和に至らせるだなんて机上の空論沁みた馬鹿けた第三の選択肢をこっちから提示する御大層な方法や気概なんてもんは、ちっぽけで非力なタダの一/国に過ぎない俺には最初から持ち合わせてなんてなかっただけで。勿論何物にも属さず御都合主義でしかねえこのヤワな考えが、自分の存在価値を正当化させる効力を秘めているつった御門違いの慢心なんざ最初から懐いちゃいねえ。戯論は所詮戯論、オリジナルが欠陥だらけのスクラップされるだけのガラクタ。役立たずの廃棄物は廃棄物らしく、そいつ以外の何物かへ派生する手立ては生憎と掴めず仕舞いのまま、相も変わらず其処何処に彷徨っているだけだ。だから俺は、ステロタイプにすら成らない陳腐な救いの手なんかに縋っちまったんだろう。目先の欲に囚われ消去法で選んだ泥濘混じりの岐路に果して後悔は付いて回るのか否か、俺自身ですら判断が不可能な所まで浸かって呼吸をする事すら忘れて、鉄錆びたゼンマイ仕掛けの玩具と似た足取りを公衆の面前で不様に晒しながら無機質な街並みに自分の濁り尽した所業を重ね、挙句当ても無く只管徘徊を続けてる。既にこんなザマだってのにデフォルトの末路を辿るのは嫌だと散々駄々を捏ね、自覚するよりも先に活路も退路も自ら塞ぎ、不始末を転嫁しているとも気付かず腹底に燻るドス黒い感情を懐柔しちまってから久しい。傍から見ればそれはそれは真人間なんて御世辞だろうと呼べねえ一個体が真っ当な世の中に紛れる不条理に対する皺寄せ用のスケープゴート含め、平穏無事な毎日を送るはずだった現在までを緩やかに蝕む出口の見えないそれは組織体を模した螺旋階段の様な。有限なんざ最初から望めやしねえ脱落者が一段とて踏み外したくない我儘を重ねた罰だと頭じゃとっくに知り得ていた。それでも希望を捨て切れず、禅問答に於ける確固たる終着点候補として日溜まりから隔絶された出涸らし如きが、あの頃確かに無垢だったお前に不変を期待する事自体間違った選択だったのか。頼む、後生だ、教えてくれ、頼むから。

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63 :
01/25-02:41

君と謂うたった一点のアンチテーゼで灰色味に蹂躙された薄ら寒い世/界が、こんなにも端正しく極彩色に満ち溢れた素晴らしいモノに転換する仕組みが存在していただなんて、俺は君自身と出逢うまで知らずにいたんだ。

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62 :
01/10-21:17

塵の一摘みとて興に靡かない者に己が箱庭の間取りを幾重に説こうと全て無駄骨に帰すと、斯様な取るに足らない些末を脳裏に露とも過らず信奉赴くままに空っぽな饒舌を保てられるものなのでしょうか。剥き出しの虚栄心が真意として見え隠れする陳腐な武勇伝でさえ、猿楽辺りの見世物までに楽しめる奇特な趣向を心得ているのならば、また話は別になろうとも別段可笑しくは無い事は、不肖ながら重々承知致しております。否、皮肉を呈するには老い先も生い先も行方知れぬ怪異と衆目より村八分の烙印を捺されてしまった下卑た我が身では、他人の田畑を覗いてまで開花に到るかも解らぬ種子を愛でる酔狂を嗜むには、如何にも楽観的に物事を転換せしめようとも流石に余暇の慰みと宛うには、老骨の隅々まで白す湯気が沁み渡る一杯の本茶特有の深みに比べて矢張り何かが物足りぬ様です。さあさあはてさて。併して貴方は先刻から一体何処の何方様を茶の友と招聘しているのでしょう。私が席を外してからも随分と弁に熱が籠っていると視て取れます。ああいえ、続けて頂いて一向に構いませんよ。貴方が騙る調べには残念ながらこちらの琴線に届くには些か程遠い僅かな熱量ではありますが、調べを紡ぐ為に奔走する清貧厳かな御姿については遠巻きに眺めていようと別段、苦には為りませんからねえ。片や己が吐いて棄てたい汚点の数々を恥ずかしげなど何処吹く風とばかり、次々に湯水の如く言語化させる貴方の姿を拝む度に、滑稽の極致を四肢余す事無く体感出来るのですから。いやはや、急拵えの演物としては実に及第点以上の出来栄えかと。

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