一覧
┗
自己救済者
┗14
14 :
普
07/07-23:09
(埃を軽く掃って頁を捲り、)
ひっさしぶりに、俺様のドタイプのヤツが居てよォ、……欲しいと思ったんだ。ンで、相手もそう思っているそうだった。つーか先に接触してきたのアイツだし。
高揚感、っつうのか。俺のこの、今の状況でそれをまた味わえるだなんて、思ってなかったんだよ。――ん。そう、楽しかった。楽しかったんだ。
簡単な話だ。頭っからつま先まで、すべて俺様のモノにしたかったのに、ソイツは既に俺の知らない野郎のモノでした、と。
その上で俺様のこと好きだの愛してるだの言って、擦り寄って来るんだからなァ。ったく、小悪魔にも程があるぜ。可愛いから、好きだから、許しちまうけどよ。わりと胸いてえ。
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]