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自己救済者
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29 :
米
11/20-07:33
> ……一年前? 二年前?
ってくらい久し振りだぞ!
あまりに久し振りすぎて、俺の文字の色何色だったかなーとか、途中で色変える記号なんだったかなーとか、考えなきゃ思い出せないほどだった。
なんかね、あんまりに忘れてて、見知らぬ場所に書き込んでるような気分だよ。この場所を知って、初めて書き込んだ時とおんなじ感覚。ずうっと、そんなこと忘れてたのに、今いきなり思い出してびっくりだぞ。
――俺にはあの時、恋人がいてさ。とっても好きだったんだ、けど、もう随分昔の話だからね、どんな子だったのかっていうことがしっかり思い出せない。薄情でごめん。
いつもみたいにいちょいちょしていたある日、彼に「俺は日記を書いている」ってカミングアウトされたんだ。見せてもらって、そう、それがここだった。
その頃はここ、ものすごく賑やかで凄かったんだぞ。絶え間なく、更新される日記、新しく出来る日記。目まぐるしかったよ。
俺は完全に異文化に迷い込んだ外国人って気分で、とても落ち着かなくて、全部がよく分からなかった。
だけど、彼がお願いしてきたんだよね。日記に乱入してくれないか、ってさ。
……もう俺すごく焦ったよ! 彼は他の日記の人ともたくさんの交流があって、ページ数も重ねてあって、そんな中に突然飛び込めだなんて、怖くてたまらなかった。
大切な恋人からのお願いは聞きたかった。でも、俺がダサいことを書いて彼に恥をかかせることは避けたかった。だから俺、あの日から彼の日記はもちろんのこと、他の人の日記も読んで「どういうノリで書けばいいのか」を勉強したよ。
はは、うん、とっても懐かしいんだぞ。やっぱり、今の俺の心の中にちょびっとあるアウェー感と似ているね。
……変わったなァ。ここも、俺も。
# なんて干渉に浸ってたら本来書こうと思ってたことを書くのが面倒になっちゃったからここで終わるんだぞ XD
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