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┗自己救済者(14-18/32)

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18 :
12/26-22:46


悲しい顔をしているのは、きみを裏切った自分自身に気付いているから。本当にきみのなにもかもを信じて愛し抜けていたなら、また、その薄い背中を抱いて体温を感じることも出来たのに。

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17 :
12/26-22:41


綺麗な夢を観た。目覚めると、世界から色がなくなっていた。アイスクリームのフレーバーにも似た世界が、一瞬の間につまらなくなった。この夢が褪せたら元に戻れるのかな。

柔らかくて軽い、銀色のその髪を、いつまでも撫でていたかったんだ。俺にしがみついてくれた時の爪痕はまだ癒えない。苦ったるいキスが口の中にへばりついたまま。

でも泣いてなんかいられないから、今日もジャンクフードを突っ込んで、仕事して、sexして、

その繰り返し、俺はなんてつまらないんだろう。また君とポーカーがしたいよ。触れないでいいから、君とおなじ屋根の下で、また話がしたいよ。でもね、あれは夢だったんだ。どんなに心がじくじくとしても、あれは夢だったんだ。最初から、なかったんだ。

TNK. これだけ抱えて歩きたい。

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16 :
07/31-01:18

満たされるから幸せかと言われればそうじゃない。
幸せだから満たされているかと言われればそうじゃない。

幸せのために満たされないことを選ぶんだ。

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15 :
07/26-04:43


> 夢の始まりはいつでも理想的だけど、夢の大概は叶うことなく風化してしまう。それでも、なあ、おまえとの夢だけは叶えてえんだ。他のなにが叶わなくても、それさえあれば幸せだから。

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14 :
07/07-23:09

(埃を軽く掃って頁を捲り、)


ひっさしぶりに、俺様のドタイプのヤツが居てよォ、……欲しいと思ったんだ。ンで、相手もそう思っているそうだった。つーか先に接触してきたのアイツだし。

高揚感、っつうのか。俺のこの、今の状況でそれをまた味わえるだなんて、思ってなかったんだよ。――ん。そう、楽しかった。楽しかったんだ。

簡単な話だ。頭っからつま先まで、すべて俺様のモノにしたかったのに、ソイツは既に俺の知らない野郎のモノでした、と。

その上で俺様のこと好きだの愛してるだの言って、擦り寄って来るんだからなァ。ったく、小悪魔にも程があるぜ。可愛いから、好きだから、許しちまうけどよ。わりと胸いてえ。

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