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┗自己救済者(29-32/32)

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32 :
05/24-03:01

あーあー、トップページ飛んじまったかな。焦ってひっくり返したお気に入り欄にこの日記の栞があって助かった。ここに入り浸っていた頃から10年くらい経つから、表の方にすっげー長いことしたためた冊子があったりするんだが、まあそれがなくなるのもそうだし、ここで体験した色んなこと、記憶とかお前らとの歴史とか、……繋がらないページを見ながら、そういうモンがなくなっちまうような感覚を覚えたんだよな。だから、まだ、このたくさんの日記が保管されてる場所だけでも無事でよかった。

この間さ、新しく知り合ったヤツがいて。そいつ、このジャンルに新規でハマったんだって。んで姿を借りてやってると。10年前の盛り上がりを話に聞くから、自分もその時に居たかったなぁ、つってて。俺そいつと話すのすっげー嬉しくてさ。だってこんなに、もうみんなまばらになっちまってんのに新規で好きになってこの世界に入ってきて、んで、楽しいなって、その頃が見てみたかったなって言ってんだ。俺の……俺の過ごしてた日々を羨ましいって。チクショウ、鼻水が出てきやがった。あの頃の盛り上がりをマジで見せてやりてぇよ。気付いたら数ページも先に流れてる日記とか日記間でやった茶会とか、毎日更新される募集文とか呟きとかさ、楽しかったんだよ。いつの間にか疎遠になっちまって、あの頃知り合った奴ら元気してんのかなァ、携帯変えるのと同時に連絡先全部消えたからよ、声も掛けれねえし、みんな違うジャンルに行ってんだろうしさ。うわあ、俺様超ノスタルジックなう。その新規のヤツと話してるだけで、なんだか全盛期の時期が思い出せるようで、今日の返信に至っては泣いちまった。

もっと大切にすればよかったなぁ。今からでも、今あるものを、大切にしていけるだろうか。

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31 :普◇
06/07-00:23

> 本体交流話 注意





好きなヤツが出来た。



つーか恋人になった。

向こうからなんか言ってきて、その……数日前に。ハイ。





こういう、トキメキっつーの?久し振りすぎて毎日悶えてる。触れ合うたびに頭が沸騰しそうになる。「毎日おはようとおやすみのチューしよな」って言われた。訳が分からない。なんだこの可愛いの。訳が分からない。

俺がカッコよくキメたら大体のヤツはころっと目ハートにして組み伏せられてくれるんだが、アイツはそれもない。逆にその上を行こうとしてくる。お互いに強く出てお互いにたまにたじろいでんのが面白い(笑)


で、でんわ、をするんだけどよ。毎回3時間とか4時間とかすっげー長いこと話してて。最初に待ち合わせて会った時も、気が付いたら同じ店でずーっと話してて、なんと7時間喋りっぱなしだった(笑)

数日前に個人で旅行に行った時、なんか土産買ってってやろうと思ったんだけど土産選ぶって難しいんだな。すげー色々考えて、郷土感の出てるアイツの好きな色の綺麗なハンカチにした。ついでに俺も色違いのお揃いで買っちまった。今月の末あたりに花を見に行こうって話してるから、その時に渡してやろうって思ってる。まだ、土産買ったことは話してない。喜んでくれっかなー。


メタい話、本当にこの界隈が久し振りでさ。マジで何年振りかよって感じだからすっげー心配だったんだが、触れるたびに、ああ、よかったなあって思って。色呆けかましまくってんだけど、この仲が続いていけばいいなァ、と。


もう肉欲とかがあんまりなくなってきちまったって話してるから、おそらくR18的な展開にはなんねえと思うけど、それでもいい。つーかそれでいい。なったらなったで美味しく食うけどな。……アイツ今まで食われたことないらしいけど。まあいいぜ、一緒にいて楽しいから、アイツとならどっちでも。




……はあ、幸せだ。



#―――――

なつかし……。ハイ、別れました。

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30 :
08/04-00:58


与えられる愛に噎せた。

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29 :
11/20-07:33



> ……一年前? 二年前?

ってくらい久し振りだぞ!




あまりに久し振りすぎて、俺の文字の色何色だったかなーとか、途中で色変える記号なんだったかなーとか、考えなきゃ思い出せないほどだった。

なんかね、あんまりに忘れてて、見知らぬ場所に書き込んでるような気分だよ。この場所を知って、初めて書き込んだ時とおんなじ感覚。ずうっと、そんなこと忘れてたのに、今いきなり思い出してびっくりだぞ。



――俺にはあの時、恋人がいてさ。とっても好きだったんだ、けど、もう随分昔の話だからね、どんな子だったのかっていうことがしっかり思い出せない。薄情でごめん。

いつもみたいにいちょいちょしていたある日、彼に「俺は日記を書いている」ってカミングアウトされたんだ。見せてもらって、そう、それがここだった。

その頃はここ、ものすごく賑やかで凄かったんだぞ。絶え間なく、更新される日記、新しく出来る日記。目まぐるしかったよ。
俺は完全に異文化に迷い込んだ外国人って気分で、とても落ち着かなくて、全部がよく分からなかった。

だけど、彼がお願いしてきたんだよね。日記に乱入してくれないか、ってさ。
……もう俺すごく焦ったよ! 彼は他の日記の人ともたくさんの交流があって、ページ数も重ねてあって、そんな中に突然飛び込めだなんて、怖くてたまらなかった。

大切な恋人からのお願いは聞きたかった。でも、俺がダサいことを書いて彼に恥をかかせることは避けたかった。だから俺、あの日から彼の日記はもちろんのこと、他の人の日記も読んで「どういうノリで書けばいいのか」を勉強したよ。

はは、うん、とっても懐かしいんだぞ。やっぱり、今の俺の心の中にちょびっとあるアウェー感と似ているね。



……変わったなァ。ここも、俺も。



# なんて干渉に浸ってたら本来書こうと思ってたことを書くのが面倒になっちゃったからここで終わるんだぞ XD

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