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12 :
米
06/27-04:06
>…寂しかったのか?
そうそううっかり前の記事で眉毛とか言っちゃったな。何となく名前とかは伏せておこうかなって思ってたんだけど仕方ないな。それにしてもあんな内容の日記を書いてすぐに連絡くるとかちょっとタイミングが良過ぎないかい?あと、日記止めようかなって言ってたのは別に拗ねてたわけじゃないぞ!
寂しかったのか?なんてくすくす笑いながら瞳を覗き込んで尋ねられた。そんな不名誉なことを言われた上に唐突に襲われた。
ちょっと気になってただけで寂しいとか別にそんなじゃ無い。でも彼の言ったそれだってただの冗談なんだろうしそれに対する俺の答えだって何の意味も持たないんだろうけど…けど、こんなに何もなかったらさ普通は色々考えるだろ。その空白の期間については特に教えてくれる訳でもないようだしこれ以上それについて聞くのも格好悪いからしなかったけど。
いきなり押し倒してくるから地味に頭をぶつけて痛かったけどあんな風に上に乗られるのも悪くないな、いつもは見下ろしていたからちょっと新鮮な光景だった。いつだって馬鹿みたいに真面目に一番上まで止めてるボタンをひとつずつ外してネクタイを緩めていく姿からはただそれだけのことなのに目が離せなかった。
やっぱりお前の方がいいなって唇が触れるその瞬間に聞こえた呟きは聞こえないふりで、深く深く唇を重ね合わせた。少し苦しそうにしていたのに気付いたけど何か悔しかったから止めてあげなかったし、準備してたとかいう此処もちょっとくらい乱暴にしたって許してくれるよなって、いつもより深いその感覚にもう止まらなかった。
後になってヘタクソとか文句を言われることになったけど、いつもより気持ち良さそうにしてた癖にってどうせ悪態つかれるんだろうなって思いながら返したら想像してたのと違って、すごく小さな声で気持ち良かった、って!俺がその場で平静を保つのがどんなに難しかったと思う!?
…ああ、好きだな。可愛い。
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