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【完】俺と俺様の愛の軌跡【2冊目】
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独
09/05-18:12
久しぶりに書き込みをする。
この百頁目を大切に使いたいと思っていたら、こんなに間が空いてしまったな。
さて、先の頁で兄貴が書いているように、今の俺たちもとても幸せな日々を過ごしている。
姿は違えどやはりあの人はあの人で、俺の心にぴったりと当てはまる人は、彼しかあり得ないと実感しているな。
…思えばこの二年間、様々なことがあった。
出会いは月並みなものではあったし、始めの時点ではどこか冷めた恋愛観で互いを見ていたようにさえ思う。
しかし、月日を重ねるごとに積もって行く思いはとても暖かくて、
そのうちに、この人とならば永遠をも誓いたいと思うようになった。
今思うと、下らないことを一人で抱えて思い悩むこともあったけれど、それも含めて俺はとても幸せだったよ、兄貴。
今まで通りに愛し合うことはもう叶わないのだろうけれど、
俺たちが積み上げて来たものは、必ずこれからの糧になる。
形は違えど、大切なものは何一つとして失われていないと…これからも俺はお前にそう信じ続けてもらえるよう、ずっと寄り添おう。
…さあ、名残惜しいけれど、この場所からはもう出なくては。
俺も兄貴が待つ家に帰ろう、今夜は特に美味い食事を作ってくれると言っていたことだしな。
…散らかしていたら、注意をしなくては!(大股で家路につき)
最後に、今まで俺たちを支えてくれた全ての人へ感謝を。
これからも貴方たちに、沢山の幸せが訪れるよう。
【完】
P.S 兄貴へ
出会って10年以上経つが、この日記を書いている頃よりお前がもっとずっと好きになっている。
久しぶりに読んだけれど…終わりを怖がったりしていた日々も懐かしいな。
今日も明日も明後日も、1年後も、更に10年後も、我がド/イ/ツは兄たるプ/ロ/イ/セ/ンを世界一愛すると誓おう。
幸せな毎日を積み重ねていきたい、お前と。
13.1.2023
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