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【完】俺と俺様の愛の軌跡【2冊目】
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独
04/01-13:26
#病み・グロ・カニバ注意!嫌な予感がしたら速やかにブラウザバックだ!(笛ピッ!)
今日も兄貴が愛おしい。どれくらい愛おしいかというと、溶けて一つになってしまいたいほど好きだ。お前との距離を完全にゼロにしてしまいたい。
だが、俺の愛しいひとは以前、「完全に一つになっちまうと、ヴェストとビール飲んだり目を覗き込んだり、抱きしめたり出来なくなるからこのままでいいぜ!」と言っていた。
であるからして、俺は溶け合ってしまうことに替わる案を思いついたんだ!(ばっ)
ブルートヴルスト…つまり血のソーセージを作れば良いのではないだろうか、勿論兄貴の血で。それを食べて体に吸収することで、俺とお前は完全に一つになれる。
折角なので彼の古傷を抉って血液を採取したいな、そうすれば兄貴が傷を見るたび思い出すのは、俺のことばかりになる。
痛がる彼から採取した血液を、香辛料や小麦粉と一緒に……ああそうだ、脂肪や内臓、舌も砕いて入れなければブルートヴルストではないな。ふむ…
無理に脂肪や内臓を抉り出して一緒に居られなくなっては困るので、舌だけにしておこう。大丈夫、お前に言葉が無くても俺はお前を愛しているし、視線だけできっと伝えたいことも分かるだろう。嚥下だって手伝うさ。
そうやって作ったブルートヴルストはきっとさぞかし美味いのだろうな。想像するだけでとても甘やかだ…
その後で俺に縋るしかない、言葉の無い兄貴というのも、また堪らなく愛おしい。その赤い瞳で俺に愛を伝えてくれ、俺の愛しいひと。何せ、言葉を捨てたお前の頼りは俺だけなのだから…
と、言いながらも俺は今までと変わることなく兄貴といわゆるいちゃいちゃ、とした生活を送るのだろうな。
共に笑いあって抱きしめ合う、この幸せな日常がいっとう美しくて幸せなんだ。手放すことなど到底出来はしない。
兄貴、愛している。大切にする。
#病み・グロ・カニバ注意!
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