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徒然シャッフル
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日◇
04/15-00:02
私で独白する事に深い意味は有りません。
燿さん。貴方にでも宛ててみましょうか。
少し、どきりとさせられましたよ燿さん。
貴方はそのようなつもりないのでしょう。
単に相談しやすかったのが私なのでしょうね。
ですから私も少しだけ、探らせて頂きました。
ねえ、貴方…私、貴方を割と…
傘を、置き忘れました。
戻って来なくてもいいと言って私は笑いました。
物欲が惜しいと言っていますが記憶が要らないと言っています。
それでも一応取りに戻れば傘は有りました。
捨てるなど許さないと言っているように。
よく傘を忘れる私ですがきっとこの傘は戻ってくるのでしょうね。
嗚呼、だからでしょうか。
雨の中貴方を車へと送り届ける最中傘を持たぬ貴方の肩を抱きました。
少しだけはっとした貴方。
数年前には人混みで貴方の肩を抱き寄せましたね。
覚えていたのでしょうか。
私は言い訳の出来る時だけ貴方に触れるのです。
大丈夫恋などではありませんよ燿さん。
貴方が私の好みに合うものだから惑わされただけです。
忙しさに惑わされふらついただけです。
人肌恋しさに手近な体温を求めただけです。
上から降り掛かる物より身近な人を守ろうとしただけです。
どうか勘違いなどされませぬように。
残念ながら本心です。
何か降る度私は誰かの肩を抱いています。
ざああ、ざあああ、
雨には嫌な記憶ばかりですこと
しーたーでーめー
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