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Affoga e squaglia.
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72 :
南伊
07/28-03:52
眠れない。
会いたい、逢いたい、あいたい。
抱き締めて、髪を撫でて、キスをして。
笑って、名前を呼んで、可愛えって言って。
俺は本当に幸せだったんだな。
きっとこんな毎日がいつまでも続くんだろうって、なんの根拠も理由もなく信じてた。
お前の居ない毎日は酷く虚しい。
空っぽで悲しくて冷たい。
なあ、何処に居るんだよ。
会いたい。
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雫が頬を伝う度、日々が一つ遠くなるようで。
泣きたくなんかねぇのに涙が溢れて止まらない。
苦しくなるって分かっていても、過去に浸ってしまうんだ。
あの時のお前は確かに優しく笑っていたから。
見返したら眩しくて、直視も出来やしねぇ。
ずっと憧れてた。
いつだって明るくて前向きで、のほほんとしてて、誰よりも優しかった。
何も出来なくて、不器用でバカで弱い俺にも優しくしてくれた。
不釣り合いだって自覚はあったけど、背伸びして追い掛けてた。
そのままの俺が好きだって言ってくれて凄ぇ嬉しかった。
少しずつお互いを知っていって、ぶつかっても、それでも俺を受け入れて、傍に居てくれて。
毎日毎日、本当に幸せだった。
俺には勿体ねぇくらい。
過去形になんてしたくない、…のに。
アントーニョ、お前の全てが今も愛おしくて恋しいよ。
誰よりも好きだ好きだ好きだ。
お前だけ愛してる。
代わりなんて要らない。
お前じゃねぇとダメなんだ。
もう一度だけでいい、お前が欲しい。
抱いて、お前を刻み付けてくれよ。
酷くしていいから。
…なあ、夢の中でいいよ、俺を愛して。
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