一覧
┗
Affoga e squaglia.
┗75
75 :
南伊
08/05-02:49
嫌いになれたら楽なのに。
お前は心の奥深くまで捕らえて離そうとはしてくれない。
雁字搦めに絡み付いた温もりが、言葉が、笑顔が、…全てが、忘れられない。
お前を思い出して自分を慰めてみた。
興奮するどころか余計に虚しくなったよ、…畜生。
愛された記憶に押しつぶされそうだ。
>----------
馬鹿みたいに過保護で心配症な所が好き。
もういい大人な俺をやたらと溺愛して可愛がって余計な心配をしてくれた所が好き。
いつも穏やかでニコニコ笑っててマイペースな所が好き。
『ロマは弱いからすぐ死ぬ』なんて言われた時はウザいを通り越して呆れたけど、…それでも嬉しかった。
なあ、アントーニョ。
お前がくれた、擽ったくて胸焼けしそうな程甘ったるい愛情は、今でも何より大切だよ。
過去になんてしたくないし出来そうにもねぇんだ。
俺は今夜も未練がましくお前を思い出してる。
そういえばあの日からこの想いの置き場所をずっと探してる。
預けられそうな奴にはまだ出会えてねぇけどな。
…いや、出会えなくていいのかもしれない。
吹っ切りたい、でも、まだ想っていたい。
二つの気持ちが鬩ぎ合うんだ。
どうするのが正解なのか俺にはまだ分からない。
>----------
…なあ、凄ぇ会いたい。
せめて、ごめんとありがとうとさよならを言わせて。
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]