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Affoga e squaglia.
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76 :
南伊
08/11-19:10
少しだけ元気になって、油断していると不意に襲って来る寂寥感は何時になったら失くなるんだろう。
鉛を飲んだ様に重たい胸の中、お前への恋慕は募る一方だ。
触れたい、触れて欲しい。
浅ましい欲望ばかりが湧き上がる。
毎日こんなにも暑いのに、お前の温もりが恋しくて仕方ねぇ。
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お前を吹っ切れる日なんてやって来るのかな。
過去にいくつも恋を亡くしておきながらそんなことを考える。
現金だって?充分自覚してるんだよクソが。
それでもやっぱりお前が、アントーニョが好きだ。
少なくとも、ふとした切っ掛けで思い出して涙するくらいには、まだ。
そう、至る所にお前は潜んでる。
本当に些細な切っ掛けで顔を出しては俺の心をグチャグチャに掻き乱していきやがる。
…ふざけんな、卑怯なんだよクソトマト。
せめて俺に嫌われてから離れろよ…バカ。
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そろそろ夏が逝くんだろう、少し肌寒い。
また夜が一つ明けてお前と居た時間が遠ざかる。
当たり前なんて何処にも無かった。
なあ、またおはようって言いたいよ。
おはよって、笑ってくれよ。
そんな些細な事も堪らなく愛おしくて、…どうしようもなく切ない。
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