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好きなだけ。
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26 :
日
07/07-17:29
私は、何を勘違いしていたのでしょう。
自分が恥ずかしくてたまりません。彼はたったあれだけのことで浮いたり沈んだりしてしまうのですから、私がしっかりとしていなければいけないのです。
そうでなくては、彼が握ったあの人の手を離してしまう。
そうなれば彼は深い悲しみと自己嫌悪から、自分の存在を否定し始めてしまう。
それはつまり、彼の 。
そんなことがあってはいけないんですよ。彼は沢山のものを抱えていますから、そんなことをさせてはいけない。
私のなすべきことは、彼があの人にだけ心を注げるようにすること。
雑音を遠ざけ、必要があれば露払いもせねばなりません。
……、彼が浮き雲のようにつかみ所がなくなってしまったなら、雲を捕まえる術を考えなくてはいけませんね。
とりあえずは、前を向いて参りましょう。しっかりと彼を見据えていなければ、見失ってしまいます。
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