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男子高校生の異常
 ┗18

18 :仏◇
10/15-00:34

違うよトーニョ!おもらしジルちゃんになっちゃんってあだ名つけたのすっかり忘れてただけだよ!!!!ってあれ、おとんジルちゃんにするの?じゃー俺も乗っかろうかな!俺の姿でおとんってすっごく違和感あるね!!
でも、こっそり謝らせてね?ごめんねジルちゃん…!!

>・・・・・

そうそう、今日実は事件があってね、お兄さんすっごく疲れちゃった。本当もう、何なの。お兄さんが何したのってレベルの。
それをトーニョに話したら『そういうんは日記で書けぇや(ぷ)(げ)(ら)(笑)』って言われたから文字に起こそうとしたんだけど…トーニョ、濃過ぎて文字に出来ない…お兄さんライフポイント1なの…。

平たく言えばね、お兄さん達の高校に迷子が来たの。
あぁ、よくゲスト参戦してくる野良犬とかじゃないよ?たまに堂々としすぎるゲスト(犬)も居るけど。
お兄さん達の通ってる高校の隣には幼稚園があるんだ。そこの子が迷い込んだみたい。何でだろう。
たまたまグラウンドに居たお兄さんが面倒を見たんだけどさ…年少さんぐらいの子かな。仮にセーちゃんとしよう。
小さなセーちゃんが無言で見上げてくるからさ、小さな子相手に棒立ちで見下ろすなんてナンセンスだろ?ちゃんと目線合わせるためにしゃがんだよ。本当、どっかの眉毛と違ってお兄さんってば紳士的。

#でもそれが運の尽きだったんだよね。

そっかー、迷子かー。じゃあお母さん呼ぼうねー。何て言いながら鞄を漁るためにちょっとだけ半身でセーちゃんに背中向けちゃったの。そうしたらさ、
>(むんずっ。のし、のしっ)
何かね、お兄さんの背中でロッククライミングしてた。えっ何がどうしたのって思う間にセーちゃんは俺の肩にのっしりって座ってた。どうだって言わんばかりの鼻息が頭上から聞こえた。
肩車が好きなのかなとか思ってる間に今度は頭に加重がかかって、目の前が真っ暗になった。
どうにも頭に腕をおいてるみたいで、小さな手がぷらーんってお兄さんの視界を遮ってるんだよね。視野なんて下の方しか確保できてなかったよ。この子のこのふてぶてしさ将来大物になるよ。
それでね、仕方ないから保育園に電話したの。あ、電話番号なんで知ってるかなんて野暮なこと聞いちゃダメだぞ☆
コール音を聞きながらぐずらないようにお兄さん声をかけたよ。

俺『今日は誰と来たの?』
>セー『しらないおじさんとっス』
#幼稚園『はい、××幼稚園です』
俺『うん、両方とも待って?』

知らないおじさんとって待って待って待ってそれ危ないんじゃないのどういう事なのえええええええって思ったのは俺だけじゃないよね。(ちなみにこの段階でトーニョ噴出して笑ってた。裏切り者!)

俺『知らないおじさんと来たの!?ダメだよ!知らない人についてっちゃあ!』
>セー『お母さんの弟って言ってたっス。お母さんが』
俺『超身内じゃん!!!!!!!!!』

この間幼稚園の保育士さんにはずっと電話待っててもらったんだよ…気の長い人でよかった。
何だかんだあって保育士さんが来てくれる事になったから少しだけ一緒に居たわけ。
セーちゃん肩車気に入ったのか降りてくれなくてね…通学の連中が振り返る振り返る。居た堪れない。しかも相変わらず視界半分塞がってるしね。何これ、傍から見たらイ反面ライダァみたいになってたんじゃないの?えっ、ウノレトラマソ?それって「フッ」「ハッ!」か「デュワッ」の違いしか無くない?どっちも同じだよ。むしろこれ逆ショッカァッアーだよ。

俺『もう直ぐおじさん探すスペシャリストのお姉さん来るからねー』
>セー『ウィッス。でも知らないおじさんじゃない知らないおじさんだったら困るんスけど』
俺『それは俺も困る』

おじさん探すスペシャリストのお姉さんってのも大概だけどね…
5分もしない内に保育士さん着てくれたから漸くセーちゃんを地面に下ろすことが出来た。ほっとしたよ。
保育士さんが仕切りにありがとうございますって言うから笑って促したらさ、保育士さんセーちゃんに目線合わせるためにしゃがんだの。
>(むんずっ。のし、のしっ)
おーっと!セー選手ロッククライミング決まったァアアー!!!!お姉さんの逆ショッカーが見事に決まっているゥウウー!!!
もう鮮やかとしか言いようが無かったよね。保育士さんにグッドラックってウィンク投げてお兄さん教室に戻ったよ。見事に遅刻だったけど。

>・・・・・

まぁ書きたくなかった理由って俺が文字に起こすのが苦手でちっとも面白くならないからだよね。トーニョは馬鹿受けだったんだけど読み返してもさっぱり面白くない…トーニョの笑いのツボが他と違うだけ?成る程、そういう事か(手ぽんっ)

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