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どうしようもない私へ
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116 :
氷
12/07-22:37
僕は決して、賢い訳では無い。
言葉の量なんて極めて少ない、引き出しもない。そう、絵本が好きだ。おもちゃ箱が好きなんだ、クレヨンが好きで、猫が好き、歌が好き。子供のようだ。
おもちゃ箱をひっくり返したような人だと言われた。僕が紡ぐ絵本を好きだと言った人がいた。僕はこれで許されていたんだ、箱庭で遊んでいれば良かった。遊んでいてよかった、ノーレやみんなが僕の周りに居てくれる。
僕はそれでいいんだ、何故なら僕は末っ子なのだから。僕はここでは末っ子であり末っ子であることを許されており全てがそう認識してくれている。甘えて当然の存在、可愛がられて当然の存在、僕はそう、ア/イ/ス/ラ/ン/ドだから。僕はそういう存在なんだよ。生まれた時からの位置付けを守る、それだけ。
なぁ、んて、さ、
誰が許すと思う?僕が許さない。
ノーレが許しても、ダンが許しても、フィンが許したってスヴィーが許したって、パフィンが許したって、僕が許さないよ。僕はもう子供じゃない、守られているだけだとか可愛がられているだけだとか、そんなの違うんだ。僕は可愛い可愛い僕じゃない、昔の僕はもう居ないよ。
僕はもっと外が見たい、外側が見たいんだ。お姫様と王子様のお話は、御伽噺はもう読み飽きた。新しいお話を紡ぎたいんだ、僕は一人で、たった一人で、ね。
子供じゃないやい、べっ。
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