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どうしようもない私へ
 ┗130

130 :日/帝
12/13-08:11


(虫唾が走る)


貴方は、頭の中まで花畑のようになってしまったのでしょうか?嗚呼愚か、愚かで愚かで、可哀想で憎らしくてたまりませんよ。何故私であり私でありながら夢を見るのか、来ない春を待ち続けているのか、私よりもどうしてそんなに、ぐんと、ヒトに近くなってしまったのか。
一途に想えてさぞ幸せでしょう。酔っているだけですよ、気付かずに要らない感情を次から次へと生み出している。産み落としている。私のようであれば良いのに、どうして一人のヒトをそんな風に愛せるのでしょう。面倒なだけでしょうに、数多のニンゲンと楽しく愉快に言葉を交わし身体を重ねるだけで、沢山のものから目を逸らす事が出来ますよ。貴方だって、そうして生きていた癖に。なぁにを今更、ヒトで在ろうとしているのでしょうか。虫唾が走ります、ええ、走りますとも。殺したいくらいに、憎らしい。

冬であれば良いのです。春なんて来ませんよ、私は相変わらず冬に取り残され、春を待たずに冬を繰り返して居ます。望みのない春など、何千年と待ち続けたって、意味が無い。愚かです、私には分かりません。何が不満だったのか、私を誰がそうさせたのか、春を待つ私と春を待たない私。

ねえ、戻っておいでなさい。
春は、私が思う以上にきっと、残酷ですよ。

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