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どうしようもない私へ
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12/26-04:10
わ た し の お も い に
あ な た は き づ か ず 、
あ る い は 、
* * *
貴方様が私に命じた物。
貴方様が自ら仰言ったコトバ。
私のお遊びに付き合って頂いて居るのです、これは長い長い時間をかけた、ままごとなのですから。
言葉を結び付ける事の難しさ。
私が零したものと貴方様が仰言ったコトバ、拾い集めて繋げて、完成させるのは、少々厄介で難解で困難で。私のコトバは果たして届いているのでしょうか?貴方様に届いたのでしょうか。
笑って下さいました。
きっと黒い筈、白い筈、何処かで私も分かっている事。自分を騙して騙してそうして、そうした先に成り立ち、立っているのが今の私。所詮の所、私にとっては通過点でしかないのかもしれません。少なからず。多分恐らくきっと。
だけども。
使った時間はどれ程なのか、差し出した時間は、どれ程なのか。それだけは事実なのです、帰って来ない真実なのです。
朝のゆるやかな寒空の下、私がお散歩をしたのも事実。
夜の星空の下、私が沢山の明かりの中を彷徨ったのも事実。
お兄様の手を引き、秋の終わりに会いに行ったのも事実。
暖炉の前で、赤い貴方様へ向けてのお手紙を綴ったのも事実。
理由は無い、何にもないのです。
何にもなくても貴方様は其処に居る。貴方様は、きっと、其処に居て下さるの。
* * *
は る の お と ず れ を
こ も れ び を
あ た た か な ひ ざ し を 、
ま っ て い る の で す
こ が れ て い る の で す
そ れ が う そ で も
ほ ん と う だ と し て も
わ た し の 、
す て き な ま ま ご と は
つ づ く の で し た 。
( 皆様とっても演技が御上手 )
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