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どうしようもない私へ
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16 :
日
09/11-02:44
09.09
ある書物を、ある殿方にお貸ししました。
それは私も大層気に入っている物でして。私のお気に入りの言葉が並ぶその本を、彼はその純粋な目で、一体どう言う風に読み解くのでしょうか?
ただただ、それだけの興味。私とは、また違った見え方をして、違った解釈をして、違った印象を抱くのでしょう。それをかんがえると楽しみでならないのです、なんでも彼は、あまり書物を読まないそうではありませんか。では私が、第一歩を踏み出す手助けをした、と言う事になるのです。私のおかげであの方が本の虫にでもなったら、如何しましょう?それはそれで楽しいのかもしれませんねぇ。
何はともあれ、いつになる事やら。忙しい方ですから、何十年、先になるかわかりませんけれど。のんびりと、私の手元に帰って来るのを、待つ事にしましょう。
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