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どうしようもない私へ
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8 :
氷
09/11-02:39
08.30
(例えばの話だよ)
昔にこんな話をした気がする。僕が僕で無くなるのなら君に葬って欲しい。君が君で無くなるなら、僕の手で、
あの人は笑いながらそんな事を言ったんだ。僕はその笑顔と、その口から零れる非現実的な言葉の温度差に酷く興奮した記憶がある。貴方が望むなら僕は実行するよ、なんて。
曰く、急所だと僕にやられた、なんて感覚が無く一瞬で逝ってしまいそうだから。なるべく苦しみながら、時間を掛けて、がいいんだって。僕から受けるものであれば、痛みも苦しみも受け止められる幸せなモノ、らしいよ。その時に変に、愛されてるんだって実感した。ズレてる、とか何とか言われたのだけれど。自分から話を振っておいて、ズレてるなんてよく言えたものだよね。
そんな事は起こり得ないし、ある訳が無いのだけれど。だから例えばの遊び噺、僕たちはこんな風に言葉を繰り返しながら季節を巡っているね。
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