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諦念
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152 :
日
07/21-05:29
白い花束を届けたのではなく別れの意味を持つカクテルを貴方に差し出しました。何と悪質。
言葉を交わす度に懸想が募る、伝わりそうで伝わらない…そんな苦しい状況から抜け出したく私は楽を選びました。
不安を言葉に変えてしまうのは私の悪い癖だというのは重々承知済みです。貴方は何も悪くありません、惚れたのは私で惚れた方が負け。何方かが折れねばならない状態ならば惚れた側の私から。口付けという形で貴方に気持ちを伝え、何も言わず去った私を許せなどとは申しません。快楽主義なのは私の方。結ばれないと知りつつ平静を装い話すのは不得手。誠に勝手な男だと笑いすら込み上げる程。
先が見えない憂いを形で表し、さよならを告げました。
これで良かったんです。
(あ、下にかえるさんが。何だか嬉しいので踏んでみます)
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