一覧
┗お前には教えない。(2-6/111)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
6 :
仏
12/17-21:44
恋人になるための告白なんて、必要だと思っていなかった。
まぁ、かなり独りよがりなんだけどさ。お互いに求めあって所有したがるなんて、それが恋人なんじゃないの?なんて思ってたんだよね。
#所有の証明と相思相愛は違うな。
少し前、アイツにそう言われたんだよ。
古風なんだな。なんて密かに思った訳だけど、自分の考えを珍しく改めてみたんだよね。
・
・
・
あいつの前に跪いて、付き合って欲しいと申し出た。当然アイツは突然のことに慌ててさ、返事とかそれ以前の問題で。
それでも俺を抱き返してくれたアイツが愛しくて。ああ、俺は本当にコイツが好きなんだなって悔しいけど実感したんだ。
恋人になったからって、何が変わった訳じゃない。アイツは相変わらず俺を蹴るし、殴るし、罵るし。
それでも少しずつ伝えてくれる愛の言葉や、こちらを見るあの深緑の瞳に俺はまた深く魅了されていく。
[
返][
削][
編]
5 :
仏
12/16-23:17
アイツにご褒美をねだってみた。
・
・
・
余所見も浮気もしないで待ってたご褒美。なんて自分でも酷い理由だと思ったのに、意外にもアイツはそれを承諾した。
その上、どんなご褒美がいいのかと俺に聞いてくるサービスっぷり。
もう怒られるのを覚悟で愛を囁いて欲しいって言った俺に与えられたまさかの愛の言葉。
ああもう、お前って本当俺の心の舵を取るのが上手い。
[
返][
削][
編]
4 :
仏
12/16-07:22
_本棚_
>>>3677 水平線の御伽噺。
>>>3159 惹かれ合え
>>>2667 涙に熔けた愛してる
>>>3674 Embrasse moi!!
>>>3682 ねこの居る生活。
>>>3692 『回来了!』
>>>3671 L.I.アイスティー
>>>3715 妄想ω日記帳
>>>3756 とろける蜂蜜チェリー
日記2
mbb.whocares.jp 朝焼けを贈る
#お疲れ様。また戻ってくることを願ってるよ。
>3581 ちゅんちゅん
ー…随時更新…ー
[
返][
削][
編]
3 :
仏
12/15-06:27
お前が会いに来るのは大抵深夜。
寝ている俺に、起きてるか?って声をかけて来るくせに俺が目を開けて抱き締めようもんなら蹴ってくる。……もしくは殴る。
アイツからの甘い雰囲気なんて期待出来ないんだろうと思ったりもするけど、時折与えられる愛の言葉に俺は翻弄されてる。
・
・
・
一度、俺の胸元に銃を突きつけて動くなと命じたお前が、丹念に俺の指を舐めたことがあった。余裕な俺が気に入らないからと言っていたけど、散々俺を罵るその口が指へと優しく這う様はそそるものがあった。
(そう伝えたら、今度はお預けプレイをされた訳だけど)
抱き締めたまま離さなかった時には、首筋に血が出るほど噛み付いて来やがった。全く獣みたいな奴だと漸く手を離せば、満足げに唇についた俺の血を舐めて不味くない、の一言。
(素直にその様がエロいと伝えたら、万年発情期だと罵られたんだけどね)
予想外の事をしてくれるあいつに、俺は翻弄されっぱなし。だけどそれが癖になってどんどんとアイツへ堕ちていく。
[
返][
削][
編]
2 :
仏
12/14-22:03
・
・
・
まさか恋に落ちるとは思ってなかった。
愛を囁いて、相手の照れた様子を見たりだとか俺に愛をねだる様を見るのがただ好きだっただけだ。
なのに、この有り様。
そう。俺は今、恋をしている。
きっかけはなんだったのか。
……そう考えて行き当たるのは、あのキス。
至極丁寧で厭らしく、愛よりも何よりも先に施されたあのキスに俺の心は傾いた。
そして、俺の愛を簡単には求めないあの瞳が、俺を恋と言う厄介な穴に落とした。
愛なんて、手軽で後腐れがないのが一番なのに、今はこんなにお前だけを求めてる。
俺を罵る唇も、睨む瞳も、全てが愛しい。
……こんなこと絶対お前には教えないけどな、アーサー。
[
返][
削][
編]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
[
戻][
設定][
管理]