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指先で唄う想い
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英
01/22-10:41
今日でアルと恋人になって4年だ。記念日だから、久し振りにこそこそと日記に残そうと思う。
アルは相変わらず格好良くて、いつだって俺のヒーローで、4年経った今でも俺は日々お前の事を好きになるばかりなんだ。
お前に同じ事を望むわけじゃねぇけど、でも4年前よりも俺を好きな気持ちが、少しでも大きくなっていたらいいな…とは思う。……ちょっとくらい大きくなった、よな…?
この4年の間には嬉しいとか悲しいとか、さみしいとか楽しいとか、色んなことがあって。でもアルと一緒に積み重ねてきたものだから、どれも全部大切で、そのお陰で今があるんだよな。
一緒に積み重ねてきた4年という歳月は、俺にとって大事な宝物だ。またアルの隣で記念日を迎えられて良かったって、記念日の度にいつも思ってる。当たり前じゃない、アルと過ごす時間をこれからも大事にしたいんだ。
傍にいられるだけで幸せ、これは勿論嘘じゃねぇけど。でも触れてもらえたら嬉しいし、舞い上がっちまうのは大目に見てほしい。今は久し振りにアルの体温を感じられて、正直嬉しいのと気恥しいのと、でもやっぱりすげぇ嬉しいのとで、ごちゃごちゃになって泣きそうになってる。
幸せすぎて、すげぇ怖い…。自分がまた欲張りになっちまいそうなのも怖い。昔の俺は何であんなにぐいぐい押せてたんだ?今思うと恐ろしいな…。いや、でもこれが無かったらアルとは付き合えてねぇもんな!結果オーライってやつだよな!
…なんか纏まらなくなってきたな。あー、とにかく。心臓がきゅうきゅう鳴くくらい、俺はアルが好きで仕方が無い。
繋がれた手はこの先も離すつもりねぇぞ。振り払ったって両手で引っ掴んで、絶対離してやんねぇんだからな!
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