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Ringwanderung
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110 :
独
11/11-06:39
#20141111 22:10 - Leben -
またいつもと変わらぬ時が流れ始めた。彼奴と過ごした約束の日が幸福過ぎたせいか、何気無い日常が少し退屈に感じる。無論、忙しさは相変わらずなのだがな。
今日はどの92も何かしら記念日の様だな。皆楽しそうで何よりだ。斯く言う我が家も今日は聖マルテ.ィヌスの日だ。59務で無ければ子供たちの歌も聞けただろうが、仕方がないな…残念だ。作っておいたクーヘ.ンは次の休みに頂くとしよう。
菊の家では”鮭の日”で有り”たくあんの日”でもあるらしい。理由は定かでは無いが、菊が前に好物を頬張りながら言っていた。同じ日に制定されているとは…何れ程塩分を取れば気が済むのだろうか。本当に良い口実を作ったものだ。
>余談だが、
王のところでは本日が独身.者の為の記念日だそうだ。以前、王が騒いでいたのを思い出すと今も切ない気持ちになるが…今年はやはり祝っているのだろうか。…うむ、違いない。
11月11日。
平和と称する92も少なくはない。
多くを語る事は慎むが、
#兄さん、貴方も同じ気持ちなのだろうか。
今夜は祈ろう。
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111 :
独
11/12-21:15
#20141112 20:15 - Leben -
長らく忙しくなる旨を宣告された。
59務であるのだから致し方無いだろうが、彼奴と過ごせる時間が短くなると思うと残念でならない。今年は季節の行事に悉く59務が被っているんだ…運が悪いとは正にこの事だ。彼奴とゆっくり過ごせる日が欲しいものだ。あれ程までに幸せな時を過ごしたのだから、本来であれば少しは我慢すべき所なのかも知れないが…彼奴に触れたい。抱き締め、温もりを感じたいと思ってしまう。これはいかんな…今は59務に集中すべき時だ。
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112 :
独
11/13-22:51
#20141113 22:50 - Leben -
書類の山に埋まっていても、今夜の執務室は寒い。早く自宅のベッドで寝たい…ここの所、自宅のベッドでゆっくり寝ていない様に思う。日曜ぐらいはゆっくり眠りたいものだ。最近は書類との睨み合いばかりなのだが、こんなにも文字列を眺めているにも関わらず、俺は活字に飢えている。じっくりと風景や感情、動作の描写を書き綴りたい…画面を埋め尽くす程の活字が欲しい。とは…贅沢な欲求だな、時間が惜しい。
>1日が24時間では足りない。
彼奴の温もりを抱いて眠りに就けたら、
なんて幸せなんだろうな。
さて…珈琲を淹れてくるとしよう。
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113 :
独
11/14-20:54
#20141114 20:54 - Leben -
夜風を纏って月明かりに照らされた道を行く。
0時を越えた街の暗さは言い知れない。明るいのはパブのネオンぐらいなものだろう。路地裏で野郎の血気盛んな声がする。猫は素知らぬ顔で目を光らせて影から影へと走り回る。目の前の街はカラーのはずだが、冬と言うのは不思議なものだ。いつもの景色がくすんで見える。皮膚から熱を奪われる様な感覚、呼吸をすれば身体の内側から冬が存在を主張する。ああ、また季節は移り変わったのだな。身体で感じなくては季節を感じる暇も無い。信号待ちで隣に立っていた老婆に言われ、初めて大樹の葉が色付いている事を知った。近くにあるもの程、目に付かないものか。はたまた己に余裕がないせいなのか。
>今年の雪はいつ降るのだろうか。
冷えた指先を擦り合わせながら寒空の下で考える。
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114 :
独
11/15-23:36
#20141115 23:35 - Leben -
疲れている時程、 彼奴に触れていたい。だが、上手く伝える事が出来ない。言葉を失ったかの様に上手く伝えられなくなってしまう。まるで何かの呪縛の様に口数が減る。理解しているが中々改善は難しい。このままでは駄目なのだがな。悩み続けているが、悪循環を繰り返すばかりか、如何にも出来ない自分自身が何とも情けない事この上ない。
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