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Ringwanderung
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231 :
独
04/27-16:50
#201504227 16:50 - Leben -
昨日も休みだったが、今日も上司の計いにより突発的に休暇を取得した。この件を知ったのは、昨日の夜のことだった…突然与えられた休みというのはどう過ごしていいかわからない。
>無計画的なことは苦手だ。
しかし、折角貰った休みなのだから有効利用しない手はない。結局、俺は半日の時間をドライブに費やすことにした。
#6:00
起床。いつもよりは少し遅い時間の目覚めは、とても気分が良いものだな。30分ほどで朝食を取りながら計画を立てる。どの道を行くか、どの店に立ち寄るか。分刻みでスケジュールを立てるのが好きだ、そのスケジュール通りに全てが進んだ時、至極気持ちが良いからな。
#9:00
予定通り家を出発する。ドライブに行くのなら、市街地より緑地が望ましい。一人気ままなドライブというのは珍しい。いつもなら助手席に兄貴やローデリヒがいるのだが、今日は世間一般では平日のようだ。音楽を聴きながらこんな時間も悪くないもんだな。一番は隣に彼奴がいることだが、其れは当分叶わないだろう。
#10:30
海沿いの公園で休息を取る。珈琲を淹れてきて正解だった。潮風が心地良いのは、きっと天気が良いからだろうな。きっと隣に兄貴がいれば、靴を脱ぎ始めて、砂浜に駆けていっただろうな。思えば思うほど、兄貴は大きな子供のような人だ。少し休んでから再び車を走らせる。
#12:00
自宅に帰ってくる。たった3時間のドライブでも、俺にとっては十分気分転換になる。決して最新の車ではないが、それでいい。古いものを大切にしたい。使えるものはとことん長く使いたい。こんなことを言っても、理解してくれる奴といえば、彼奴とローデリヒぐらいのものだろう(ローデリヒについては物に対して少々異常な執着心を感じるところだがな)。
#午後は、
明日からの59務の為に少し体を休めようと思う。
思えば俺は道中ずっと彼奴の事を考えていた。呆れる程の執着心だと思うが、どうしようもない。お前にこの美しい青や緑の自然を見せてやりたいと思って止まない。可笑しな話だが、この目が共有出来たらどんなに良いかと思った。俺が見ている世/界を、お前に見せてやりたい。
>そんな空想ばかりを繰り返している。
頭が可笑しくなってしまったと思うほどの、
この感情をこの世に存在する言葉で表すのならば、
#Verrückt
俺は狂ってしまったのかもしれない。
お前無しでは駄目なんだ。
>どうしようもないほどに執着している。
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