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Ringwanderung
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265 :
独
06/20-23:40
#20150620 23:40 - Leben -
星屑を散りばめた夜空の下をひた走る、向かうは最愛の待つ我が家だ。昼下がりに祝福の鐘の下に仲睦まじく向き合う二人の男女を見た。温かな感情が俺の中にも流れ、血管を駆け巡るかの如く、心臓をも温めて行くような感覚を覚えた。早くお前の顔が見たい、と車を進めども我が家は遠く、自宅に着いたのは23時を過ぎた頃だった。
>お前の寝顔にただいまを言う。
#思えば、
こんな日々が続いたこともあったな。あの時、俺はお前の寝顔にこっそりとキスをしたんだ。起こさぬようにそっと唇を重ねた。薄く開いた唇から聞こえる寝息さえも愛おしい。お前は一体どんな夢を見るのだろうな。その夢に俺は居るだろうか、あの頃のようにお前を苦しめたりはしていないか。
#Du fehlst mir, Schatz.
#Ich Liebe Dich Viel.
お前の帰る場所が何時だって俺だと、
願わずにはいられない。
>Drück mich…Arthur.
#こんな事は、
気恥ずかしくて面と向かってはなかなか言えないものだ。だから、この場を借りてそっと綴っておこう。
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