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Ringwanderung
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384 :
独
06/22-23:15
#20180622 23:15 -Leben-
予報外れの雨が常だった近頃の空と変わり、今日は予報通りの曇りが続いた1日だった。朝から忙しなく積まれる書類と予定になかった突発的な会議への強制参加、予定通りに行かない事が続くとどうにも苛立ってしまう。昼食を取っていれば、珍しく最愛から手紙が届いて俺は放棄しかけた冷静さを取り戻した。
>何をしても彼奴には敵わない。
#ゆっくり止まった時が動き出す。
遠く離れていた温もりが腕の中にある幸せを感じさせてくれる毎日に柄にもなく安堵している。最愛からの好きという言葉も温かなキスも欲してやまなかったものだ。だから、彼奴が感じている以上に俺は態度と言葉で気持ちを伝えたいと思っている。俺にとってArthurという存在が如何に特別かを伝えたい。
>口下手なりの努力をするつもりだ。
#空腹の猫には餌が必要だが、
#空腹の狼にも餌が必要なんだ。
アーサー。
俺にだって嫉妬心や独占欲がある。
お前が思っている以上に強烈なものだ。本当ならば控えめな痕を一つ残す程度では足りないんだ。悪い虫が付かないように、俺の嫁だと見せ付けてやりたいくらいだ。だが、一つだけ言っておく。一度足りともお前の浮気を疑ったことはない。家猫は帰る家を間違えないと昔、お前が言っていたからな。
>Gute Nacht, Bis morgen.
今夜もお前の平穏な日々を願っている。
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