一覧
┗
Ringwanderung
┗396
396 :
独
07/03-22:56
#20180703 22:56 -Leben-
どうして毎日長々と手記を綴れるのか、とフェリシアーノに聞かれた。何故と問われて考えて見たのだが、特に理由は見当たらないんだ。自分が思うことを書き殴っていたらこうなっていた。話が尽きることはないだろう。少なくとも俺は最愛についてなら幾らでも語ることが出来る。内側から湧き出る水の如く、彼奴への想いが溢れてくるんだ。
>心から愛するとはそういうことなんだろうな。
#また明日。
度々、彼奴はおやすみの言葉に「また明日」を添える。昔は言ったことがなかった。長い空白が彼奴にこの言葉を言わせているのだろうか、と無駄かもしれないが考えてしまう。また明日の後に続く言葉が「会いたい」なのか「会いに来て」なのか…というのは流石に俺の自惚れになってしまうな。俺はまた明日も変わらず彼奴に会いたい。だから俺はその想いを込めて「また明日」を返している。
>また明日もお前におはようが言えるように。
#今宵は直接おやすみと言えそうにない。
来週まではそんな日が増えるかもしれない。せめてお前の寝顔に口付けてから眠りたい。お前が目を覚ます頃にはきっともう俺は59務へ出掛けているだろう。どうしてこうも時間は俺たちを裂きたがるんだろうな…触れたいと願えば願う程、指の隙間から摺り抜けていくようだ。この世には好きだけではどうにもならないことが多すぎる。
>Gute Nacht, Arthur.
>Ich liebe dich.
今夜もお前の平穏な日々を願っている。
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]